株で成功した人と失敗する人の違い!

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はじめに

基本的に株で失敗する人は、知識不足か投資における考え方が身についてない場合が多いです。

まずは失敗する人、成功する人の違いを理解しましょう。

 

1章:株の失敗とは

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失敗と成功の法則

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そもそも、「株の失敗」とは、株式投資において初期投資に対し損となっている現象のこと

を指す。

株式投資というものは元本の保証がないため、簡単に大損という結果に終わるケースがあるのだ。

 

「2割の優秀な社員の売り上げが全売れ上げの8割を占める」

「国家の富の80%は20%の富裕層が独占している」

 

これは、マーケティング・統計分野などで応用されている法則であるが、株式投資で損をする人と成功する人の割合も、この法則に当てはまると言われている。

 

これだけのトレーダーが株式投資に失敗してしまうのはなぜだろうか。

 

なぜ損失が生まれるのか

 

特に、損失拡大に拍車をかけるのは信用取引だ。

信用取引とは、トレーダーが証券会社から資金や株式を借りて売買する取引方法を指す。

 

信用取引の最大の特徴は、自己資金の約3倍の取引ができることだ。例えば、自己資金が200万円の人は、約600万円までの取引が可能となる。このとき、残りの約400万円は証券会社から借りることになる。また、今現在、手元に株式を保有していなくても、証券会社からその株式を借りることで「売り」から始めることもできる。

 

一見自己資金が少なくても大きな売買が可能となるため、良い株式投資の方法のように思われる。

しかし、そのぶん利益と損失が大きくなりがちなのが信用取引なのである。

ここからは、信用取引において大きな損失を出してしまった事例を紹介していく。

 

損失を出す人と利益を出す人の違い

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前述のように、大きく利益を出す人もいれば、簡単に大きな損失を出す人もいる。

 

例えば、信用取引において当てが外れ、損切りもできない事例があった。

 

経済不安が囁かれていたシャープ株の空売りで、1月余りの間で1800万円を溶かしたという事例だ。この投資家は、シャープの株価が下がると予想していたため、証券会社からシャープの株を借りてきて、その株を売った。シャープの株価が下がったら、その時点でシャープの株を買い戻して、証券会社にシャープの株を返済するつもりだった。

 

ところが、この投資家の意に反してシャープの株価は上昇してしまった。この投資家は高い株価でシャープの株を買い戻して証券会社にシャープ株を返済する羽目となってしまったのだ。

 

この話の冒頭だけでゾッとする方も多いのではないだろうか。

それほど、株式投資はやり方を間違えればハイリスクな世界なのだ。

 

勿論、信用取引はある程度株式投資について詳しくなったのであれば必須のテクニックである。しかし、危険なのは「大した知識もなく、付け焼刃の知識で信用取引を始めてしまうこと」なのである

そのため、信用取引を始めるのであればしっかりとした予備知識をつけ、何が正しくて何が危険なのかを重々理解する必要があるのだ。

本サイトでは信用取引を用いた投資法である波乗り投資法を推奨している。本記事では内容を割愛させて頂くが、この投資法は初心者でも信用取引を用いて株において利益を出し続けるというものになっている。

内容としては全く難しいものではないのだが、これは是非実際にセミナーに参加していただき、その上で実践していただきたい内容になっている。

参考記事を掲載するので、是非一読していただきたいと思う。

 

ロスカットをせずに7年間勝ち続けた手法

 

それでは、自分が行う投資のリスクとリターンのバランスを把握し、失敗しない取引をするためにはどうすれば良いのだろうか。

 

ここからは、株で失敗する人の特徴をあげながら、株式投資において失敗しないための方法を探っていく。

 

2章:株で失敗する人の特徴

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ギャンブラー思考

 

株式投資において失敗しないためには、ギャンブラー思考を捨てることから始めてみよう。

ギャンブラーから投資家になるには、「メンタル」を鍛えなければならない。

 

本人が気づいているかは別として、初心者のトレーダーは

「早く稼ぎたい」

「もっと資金を増やしたい」

「負けを取り戻したい」

という欲や焦りから、冷静なトレードができなくなり、結果株式投資の失敗に繋がるケースが非常に多い。

 

 

もっと詳しく見ていくと、行動心理学で「バイアス」と呼ばれるものがある。

この「バイアス」は、基本的に個人の先入観に基づいて、自分に都合のいい情報だけを集め、それにより先入観を補強してしまう現象のことを指す。

 

株式投資初心者が最初に陥る失敗は、このバイアスによって引き起こされていることが大半であると言われている。

 

これは株式投資の典型だと思うが、トレードを繰り返せば負ける日もある。

その時、負けトレードの次のトレードで掛け金を増やしたことはないだろうか。

負けたら次は掛け金を増やすやり方は「マーチンゲール法」と言われ、行き着く先は「破産」と考察されている。

よって、負けたら次のトレードでは資金を減らす「逆マーチンゲール法」こそが、正しい株の運用方法と言われている。

ついつい熱くなってしまう人は、冷静になれるまで株式投資を休む、精神的に楽な金額にまで投資資金を減らす・・・などといった対処をするのが効果的だ。

 

また、株式投資において「コンコルド効果」も作用してしまうと言われている。

「コンコルド効果」とは、投資の継続が損失拡大につながることがわかっているのにもかかわらず、これまでの投資で失った金額や時間などを惜しんだり、損失を確定させることを嫌ったり、損失による責任を取ることを避けたりするために、継続した投資をしてしまうことを指す。

売りたいけど売れない、わかっているけどやめられない、という方はコンコルド効果に当てはまっている可能性があるだろう。

 

 

勝ちを増やすより、負けを減らすのが投資家の本質である。皆様も、当てはまっていないか考えてみるといいだろう。

 

 

 

初心者トレーダーにありがちなこと

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次に株式投資において失敗しやすい人の特徴としては、「資金管理ができていない」というものだ。

初心者のトレーダーにありがちなのが、

 

「初期投資金額はいくらがいいのか?」

「どういう基準で銘柄を選べばいいのか?」

 

などといった初歩的なことがわからないまま株式投資を始めてしまうことだ。

株式投資がいつまでたってもうまくいかない人は、こういった資金管理ができていないケースが多い。

 

皆様は、その「資金管理」について、どの程度の知識をお持ちだろうか。

資金管理についてはいろんなアプローチがあるし、やり方もひとつではないが、

シンプルに最も重要視されているポイントは、「1回のトレードで出していい損失(許容リスク)を小さく設定する、コントロールする」というものである。

それでは、その「許容リスク」はどこまで抑えれば良いのだろうか。

 

結論から言えば、一般的に「1回のトレードの損失は運用資金の2%以下にするべき」と紹介されている場合が多い。

国内外から資金管理について書かれている本を取り上げても、ほぼ共通して書かれている割合は2%前後だ。

 

今回は割愛するが、海外の著名なプロトレーダーの本からも、資金管理の徹底がいかに成功するために重要かがわかる。

また、だいたいどんな本にも、これらの説明は冒頭に書かれている。つまり、資金管理についてはそれだけ株取引で継続して稼いでいくために重要なのだ。

 

しかし、損失をコントロールしながら資金管理を徹底するということは、自分の意思に反して素直に負けを認め、売りたくないのに損切りするというトレードがたくさん出てくるということだ。正直、これが慣れるまで苦痛なのである。

 

ここで重要になってくるのが、以下で説明する「ロスカット」である。

 

ロスカット

 

資金管理の徹底には損切りがついて回るため、精神的な苦痛を伴う場合が多い。

そこに悩む方がすぐに手を出してしまうのが「ロスカット」だ。

「ロスカット」とは、株価が一定水準以上に損失してしまった場合に、損失の拡大を防ぐために保有しているポジションを決済することを指す。

例えば、「2%ルール」の場合、資金100万円でスタートしたら、一回に出していい損失は2万円なので、2万円の損失が確定した時点で強制的にロスカットをすることになる。

自分のロスカットルールをつい破ってしまうという方には、強制的にロスカットされるように、「ポジション注文と同時にロスカット注文をしていくこと」をオススメする。

 

また、ロスカットには以下のようなメリットが存在する。

トレードが下手な人が以上のようなロスカットルール(2%ルール)を試すと、損切りは非常に多くなってくる。いい加減なタイミングでポジションをとったり、乱高下の激しい銘柄に手を出したりすると、この2%ルールは相当厳しいルールになってくるだろう。

しかし、これを逆説的に考えると、この2%ルールを課すことで、いい加減なタイミングでポジションを取ることができなくなる。選ぶ銘柄や単元数も嫌でも意識するようになる。よって、いわゆる「無駄トレード」がなくなり、トレード技術がどんどん上達するはずだ。

 

しかし、先ほど紹介した「波乗り投資法」であれば、こういったロスカットは行わないというのである。

ロスカットとはつまり損失を確定させることに他ならないのである。もちろんこれは立派な一つの投資手法であるから否定することは無いが、実際にロスカットを使用しない手法があるということを覚えておいてほしいのである。

株式投資にロスカットは必要?不要?株で勝つための基礎知識

 

まとめ

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以上のように、初心者のトレーダーは

 

  • バイアスやコンコルド効果を跳ね返す「メンタル」
  • 「資金管理」による損失の減少
  • 一定水準以上の損失を防ぐための「ロスカット」

 

を徹底してみるとだいぶん結果も変わるだろう。初心者のトレーダーにありがちな感情面と管理面を見直せば、成功するトレーダーへの成長へとつながることは想像に難くない。

 

まずは、勝ちにこだわらず負けを減らしていくスタイルを徹底し、その中で株式投資のノウハウについて勉強していけばいい。

株式投資に関する知識が一定以上ついていけば、自然と自己資金も増えていくだろう。

先人の失敗談の二の舞にならないよう、皆様には失敗しないための方法を是非徹底していただきたい。

 

【完全保存版】株で思ったように利益が出せない人が確認すべき事

この記事の著者・監修

株ビギナードットネット編集部

生徒数5000名を超える、株式投資のスクール『株アカデミー』にて講師として普段は株トレードのやり方を教えています。その講師陣が編集部としてこの「株ビギナードットネット」運営しており、特に株の初心者・入門者に向けて、株の基礎知識や用語などをわかりやすく解説しています。
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