買いサインと売りサインの兆候として、ゴールデンクロスとデッドクロスというのがある。ゴールデンクロスを買いサイン。デッドクロスを売りサインと見る。
ゴールデンクロスは下落のあとに出るサインで長期の移動平均線が上にあるときは、下落する前に買って損をしている人が多いので売りたいという思いがある。長く保有している人は、いいタイミングがあれば売りたいと思っている人が多いものだ。
そのため、短期の移動平均性が長期の移動平均線を超えてくるということは、下落する前に買った人たちが少なくなったということで上がりやすくなる。
ようするに、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上に超えるとゴールデンクロス(上がるサイン)ということになるわけだ。ゴールデンクロスがでると、株価が上がる可能性があるということで、買いサインとなる。
逆に、デッドクロスは上昇後に出るサインだ。これまで安心して買っていた人の価格を割り込むことで下がりやすくなる。
短期の移動平均線が長期の移動平均線を下に抜けるとデッドクロスというサインになる。デッドクロスが出た後は株価が下がる可能性が高いので売りサインということになるわけだ。
人の心理状態が、このチャート分析で見えてくるので、このゴールデンクロスとデットクロスのあ買い売りサインの基本は覚えておくと良い。
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