外国株は普通に買うとなかなか抵抗があるかもしれないが、投信であれば気軽に購入することができる。外国株投信はよく知っている企業に投資している投信を選ぶようにするといいだろう。「株ビギナードットネット」では外国株投信のインデックス型投信4つをまとめた。購入の参考にしてもらいたい。
外国株投信のアクティブ型投信に興味がある人は下記のリンクから確認してほしい。
■■■ 目次 ■■■
外国株投信の選び方のコツ
外国株のインデックス型投信は、時価総額によって異なる国別比率をチェックして配分を考えるようにするのがおすすめだ。なるべく世界的によく知られている大企業を組入しているファンドを選ぼう。Appleやナイキなど誰でも知っているような銘柄ということだ。そのなかでも、ITやや医療などの成長分野に投資しているかどうかもポイントになる。人気のeMAXISシリーズの外国株投信のインデックス型を4つに絞って説明する。
eMAXISシリーズ全世界株式インデックス
この一本で全世界の株式に分散投資ができるのが特徴
日本を除く世界の先進国や新興国の株式で構成されている株価指数である、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円換算ベース)に連動する投信だ。国別内訳では時価総額に応じて先進国が90%、新興国が約10%の比率となっている。
基準価額 | 2万1633円 |
販売手数料 | なし |
運用会社 | 三菱東京UFJ国際投信 |
純資産 | 56億6000万円 |
信託報酬(税込み) | 0.648% |
過去3年の値上がり率:73.7%
eMAXISシリーズ先進国株式インデックス
世界の主要国の株式に幅広く投資できるのが特徴
日本を除く先進国で構成される株価指数であるMSCI Kokusai Index(MSCIコクサイ インデックス)(円換算ベース)に連動する投信だ。国別では、アメリカが約65%を占め、次に、イギリスやフランスなどと続く。欧米を中心に組入されていて、組入上位銘柄はアップルやマイクロソフトなど誰もが知っているグローバル企業が並んでいるのが特徴だ。
基準価額 | 2万1958円 |
販売手数料 | なし |
運用会社 | 三菱東京UFJ国際投信 |
純資産 | 328億7500万円 |
信託報酬(税込み) | 0.648% |
過去3年の値上がり率:84.5%
eMAXISシリーズ新興国株式インデックス
新興国経済の成長に投資したいのであればこの商品だ
世界の新興国で構成される株価指数であるMSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投信だ。国別では、韓国が約16%で一位だ。次に中国、台湾、インドとなっており、この4カ国が約半分となる。先進国株式に比べて値動きが大きいのが特徴だ。
基準価額 | 1万2057円 |
販売手数料 | なし |
運用会社 | 三菱東京UFJ国際投信 |
純資産 | 233億5400万円 |
信託報酬(税込み) | 0.648% |
過去3年の値上がり率:11.3%
eMAXISシリーズNYダウインデックス
アメリカを代表する株価指数のNYダウに連動するインデックス型投信
NYダウはアメリカを代表する30銘柄を選び、指数化したものだ。銘柄数が少ないので、一つの銘柄の株価が大きく影響するという点で、アクティブよりのインデックス型投信と言えるだろう。業界でもトップのグローバル企業が投資対象となるので、世界経済全体の成長も狙える商品の一つといえる。
基準価額 | 1万4641円 |
販売手数料 | なし |
運用会社 | 三菱東京UFJ国際投信 |
純資産 | 39億800万円 |
信託報酬(税込み) | 0.648% |
過去3年の値上がり率:46.4%
まとめ
現在、アメリカ景気は好調と言えるだろう。だから15年末に利上げに踏みきることができたのだ。世界経済全体はチャイナショックや原油安で不況気味だが、原油安がそこを打った感がある現在、世界経済が持ち直す可能性はある。日本株だけではなく、外国株投信に投資することで、よりリスクヘッジができる。ぜひ、自身のポートフォリオに組み込むと良いだろう。
株なのに勝率91.6%の手法に興味がある人は次の投資手法を知っておくのも一つだ。大きな利益を狙うというよりは、毎月確実に利益を積み重ねていく手法だ。ともかくリスク回避して堅実に将来の資産を築きたい人は下記のリンクから詳細をチェックするといい。
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