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はじめに
こんにちは!株ビギナードットネットの小野寺です!
株式投資のためには、勉強が必須とよく言われます。しかし初心者の方の中には、どうやって勉強すればいいの?と思う人もいることでしょう。まずは自分の身近なところから情報収集をしていけば良いのです。
具体的に株式投資のためにできる勉強の仕方をご紹介したいと思います。元手をかけずにすぐできるものも多いので、初心者の方でも取り組みやすいはずです。
今すぐできる勉強方法とは
まず、株式投資の勉強というのは特殊な能力を必要とするものではありません。しかし、学生さんや主婦の方など社会との接点が少ない人にとって「勉強する」ということ自体がハードルの高いことだと感じるかもしれません。
安心してください、今すぐにできる勉強方法は本当に身近なところにあります。自分の生活範囲内でできることから始めていきましょう。
1-1 よく行くお店で売られているものをチェックする
どんな人でも必ず何かのサービスを利用していますよね。主婦の方ならスーパーや美容院などに行くのではないでしょうか。学生さんなら、書店やファミレスなどが身近な場所といえるのではないかと思います。
そうした自分の行く場所の雰囲気や売られているものをチェックしてみましょう。スーパーならば、売れ筋の商品は大きなスペースをとっているはずですし、新商品等なら試食コーナーが設けられているかもしれません。実際に売れているかどうかは、現場でこそ分かるものです。
書店であれば、話題の新作なども目につくところにあるでしょうし、ざっと回ってみるだけでもどんな本が売れていて、世の中の人の関心を知ることができます。社会の流れというのは、身近なところから感じられるので少しだけ注意を向けるだけでも勉強になるものです。
1-2 友人や知人の仕事の話を聞く
また、自分が働いていなくても、友人知人の中には社会で活躍している人はいるものです。主婦の方はまず旦那さんに働いている会社のことを聞いてみると良いでしょう。学生さんなら、両親や先輩、中学時代の友人などといった交友関係から仕事内容や状況を聞くのがオススメです。
意外と、複数の人から話を聞くことで、社会の仕組みや、どこの業界が盛り上がっているかなどを知る機会になります。そういった肌で社会の動きを知っている人の話から、どういった企業に投資をすればいいのかが見えてきたりするものです。
しかし、人の話というのは主観的なものなので、投資にそのまま活用するのはオススメできません。あくまでも参考程度に利用しましょう。
1-3 毎日ニュースをチェックする
そして、株式投資の勉強というなら、やはりニュースをチェックすることは外せません。日経新聞を読むのも良いですし、今は電子版も合わせて読むことができます。ただし、ネットの方は新聞媒体よりも情報が古い場合が多いので、注意が必要です。
また、テレビニュースも朝・昼・夕方・夜と時間帯によって放映内容などに変化があります。投資家としては株式相場が始まる時間(午前9時)前の朝のニュースをチェックする人も多いですし、午前の相場が終わると、11時半前後に最新の取引情報についてニュースが流れるのも知っておくと良いでしょう。
株式投資の上級者になるとアメリカの相場状況をニュースで知る人もいますが、初心者の場合は、まず国内のニュースでどんな放送があるかを知るところから始めましょう。忙しい場合は、ネットニュースのトピックだけを拾い読みするだけでも大丈夫です。世の中の動きを追うことが勉強の第一歩と思いましょう。
最近は大手の新聞社や経済誌がニュースサイトを展開しています。ネット上でも紙媒体と同じ内容を知ることができます。(ただし一次資料よりも情報発信は遅いというデメリットあり)紙媒体でチェックできないからといって諦めることはありません。
まずは、隙間時間でも良いので、ニュースを見る習慣をつけること。その次にできればニュースの裏を考えてみることをお勧めします。メディアはどうしても偏向報道になりがちなので、どうしてこのようなことが起こるのか?という視点を常に持ってニュースを見るだけで、投資に活かせる知識を得ることができます。
ネットでできる勉強方法とは
今や、たいていのことはネットを見れば分かるようになっています。上手に活用すれば、ネットでも十分に投資の勉強はできるので、基本的なところから押さえていきましょう。
2-1 経済誌のサイトや投資系ブログなどをチェックする
まずは東洋経済やダイヤモンドザイといった経済・投資系雑誌のオンラインサイトをチェックするのがオススメです。近年は個人投資家の増加もあり、より読者にとって身近な投資家さん達が実体験をもとに紙面を飾っています。
オンラインサイトでは、さらに手軽に読めるよう、雑誌の内容がコンパクトにまとめられていたり、初心者でもわかりやすいように図解やイラストが入っています。
最新のトピックなどにも言及されているので、手っ取り早く投資の流行を押さえルコとも可能です。分からない単語があっても単語集などで簡単に調べることができます。つまり、初心者にとって最初に学ばなければいけないことが経済・投資系サイトには詰まっているのです。
最近はネット証券で講座解説をして株式投資を行う人が増えています。しかし、初心者さんにはどれを選んでいいか分からないものですよね。最初の頃は相談する相手もいないと思いますが、そのあたりもサイトがカバーしてくれます。
オススメのネット証券や各社の比較、口座の開設方法まで載っていてまさに手取り足取り教えてくれる感じです。株式投資を始めるときに困ったらサイトを覗くのもオススメです。
2-2 企業のHPをのぞいてみる
株式投資を始めると、一番最初に悩むのがどこの株を買うのか?ということです。そうしたときに四季報などプロも読むような情報誌を見て勉強するのも悪くないのですが、四季報には四季報の読み方があり、初心者には難しく感じることでしょう。
それよりも、身近なところで気になる企業が出てきて、さらにその企業のことが知りたくなったら企業のHPをチェックして見ましょう。企業HPというと堅苦しいイメージを持つ方も多いかもしれませんが、今は個人投資家も増えて、認知度を高めるためにHPに力を入れている企業が少なくありません。
新商品の告知やコラボイベントのお知らせなど、消費者視点でも楽しめる内容がHPには記載されています。もちろん、株式投資において重要な情報はIR情報として記載されているのでしっかり見ておきましょう。
HPを見てみると、その企業がどんなことに今力を入れているのかといったことも見えてきます。また、IR情報の充実度は投資家達をどのように企業が捉えているかの指標にもなります。
上級者ともなると、お客様相談窓口などに実際に問い合わせをする人もいるようです。問い合わせ窓口の対応も企業によりけりなので、気になることがあれば利用してみるのも企業の状況を知るための参考になります。
初心者の場合は、まずHPをチェックすることで企業の雰囲気を学ぶところから始めましょう。社長さんの顔を知ることができたり、思わぬ歴史に発見があったりと楽しみながら勉強できる場の一つとしておすすめです。
2-3 SNSを上手に活用する
そして、最近は多くの人がSNSを利用して情報発信をしています。特に金融系はその傾向が強いといえるでしょう。実際に投資をしている人が自分の経験談を発信しているので気になる人がいたらフォローするのも良いでしょう。
最近はSNSも多岐にわたっており、多くの人が使い分けていたりします。証券会社が企業なども積極的に活用しているので、ハッシュタグなどを使って検索すれば初心者でも簡単に欲しい情報を得ることができるのが良いところです。
ただし、SNSは有象無象の情報が飛び交う世界なので、信頼できる情報元かどうかは慎重に見極めるべきです。基本的に、インスタなどは比較的新しい発信源で写真を中心にまずは自分を知ってもらうために活用する人が多いです。ライトな情報が多いので、気軽に情報を得るのがオススメなSNSです。
ツイッターも有力なツールで、フェイスブックやブログと連動していることが多いのが特徴です。著名なブロガーさんや投資家さんが積極的に用いていて、リアルタイムのやり取りが行われています。全てを網羅的に把握するのは大変ですが、有力な情報を手に入れやすい点で魅力的なSNSといえます。
まずは、インスタやツイッターなどで自分の投資に参考になりそうな人をフォローし、流れてくる情報を見ながらわからないことは調べたり、自分なりにニュースの背景を考える材料にすることで勉強になります。
そして、SNSの閲覧に慣れてきたら、自ら発信してみることでさらに勉強になります。人から教わる立場から教える立場になると、本当に自分がそのことを理解しているのかどうかが分かります。
また、分からないことがあってもSNSで情報発信することで手がかりが掴めることも多いです。親切な人が教えてくれたりもして、疑問がすぐに解決することもあります。類は友を呼ぶということもあり、普段周囲に投資をしていることを話せなくても、SNS上で一緒に勉強する仲間を見つけることが可能です。楽しく投資をするためにも、賢くSNSを利用したいものですね。
まとめ
投資の勉強というと、つい身構えてしまう人もいることでしょう。しかし、投資というのは社会の一部であり、身近なところから学べることも沢山あります。そもそも、普通の人でも消費者として経済活動に関わっているはずです。
今はいろんな媒体から投資の情報を得ることができます。それゆえ、やる気にさえなれば、いくらでも学ぶことは可能です。しかもお金をかけずに情報収集もできます。まずは自分でできそうなところから始めてみてはいかがでしょうか。
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