そろそろ、株でもチャレンジしてみようかな・・・。と思っても初心者の方は、どこで株を買ったり売ったりしたらいいかわからない方もいるかもしれません。「ネットで買えるんでしょ?」
というぐらいはわかるかもしれませんが、その仕組みなどをしっかり理解しておいたほうがいいですよね。
それでは、この記事ではその辺の基本的なことについてご案内します。
証券会社が行っている業務
株というのは、それぞれの会社が発行していますが、一般の人が株を買う場合は、金融庁に登録されてある証券会社を通してしかできません。
株を売りたい人も買いたい人も必ず証券会社を通して行いますので、直接株式会社に電話して欲しい銘柄の株を買うということはできません。
証券会社は、ブローカー(仲介)業務として、会社が新しく発行する株式や債券などを引き受け、投資家へ売る(アンダーライナー)業務なども行います。
証券会社自体でも、自ら株や債券などの有価証券を売買して利益を出そうとする、ディーラー業務も行います。
どこの証券会社がいいの?
証券会社と一口に言っても、いろいろな証券会社があります。
それぞれの会社のメリットやデメリットなどの違いもありますし、手数料などにも違いがあります。
どこを重視して証券会社を選ぶのかというのは重要なポイントですよね。
主な証券会社とその手数料の違いについてだけまとめました。
各証券会社の手数料比較(現物取引)
~10万円 | ~20万円 | ~50万円 | ~100万円 | |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 105円 230円 | 105円 230円 | 260円 430円 | 470円 860円 |
SBI証券 | 150円 103円 | 199円 206円 | 293円 463円 | 525円 822円 |
カブドットコム証券 | 194円 ー | 291円 ー | 583円 ー | 1069円 ー |
マネックス証券 | 108円 2700円 | 194円 2700円 | 486円 2700円 | 1080円 2700円 |
ライブスター証券 | 86円 432円 | 104円 432円 | 194円 432円 | 367円 648円 |
内藤証券 | 180円 195円 | 411円 442円 | 411円 442円 | 740円 813円 |
岡三オンライン証券 | 106円 106円 | 216円 216円 | 378円 540円 | 648円 864円 |
松井証券 | ー 0円 | ー 324円 | ー 540円 (30万円まで324円) | ー 1080 |
楽天証券 | 150円 463円 | 199円 463円 | 368円 463円 | 657円 926円 |
野村ネット&コール | 515円 2571円 | 515円 2571円 | 515円 2571円 | 1029円 2571円 |
SMBC日興証券 | 125円 | 180円 | 400円 | 800円 |
※2014年度サイト情報。すべて税込みで下の数字は定額タイプの手数料価格。100万円以上は各証券会社のHPをご参照ください。
このように、証券会社によって手数料もかなりの違いがありますよね。
株の取り引きをする場合、手数料がかかるということを忘れないようにしましょう。
証券会社は、海外でも投資銀行業務を行うような大手証券会社や、個人の投資家向けの準大手や、中堅の証券会社もあります。
それと、最近では、ネット取引に特化したネット証券もあります。
このように、いろいろなタイプの証券会社があります。
手数料を見てみるとネット証券は比較的手数料が安価な傾向にありますね。
でも、手数料が安いという理由だけで選ぶのではなく、現物取引をするのか信用取引をするのかなどといった、個人投資家としての自分の投資スタイルに合った証券会社を選び、証券口座を開設することが重要ですね。
一日に何度もトレードをする人(デイトレード)は手数料が安いほうがいいですよね。
口座は、無料口座開設が出来ますし、口座開設数に制限はないので、複数口座を開いて、実際に取引手数料がどのくらい違うのか確かめてみるのもいいかもしれません。
また新規口座開設をし、口座数を増やすメリットとして、トレーディングツールや投資ツールなどの取引ツールを受け取ることが出来ます。それと、開設をした証券会社ごとにメールマガジンが送られ、優待やサービスに関することや人気銘柄などの有用な投資情報ツールを受け取ることもできるのです。
初心者のうちは、とりあえず、売買手数料が安い証券会社をメイン口座として取引を学びつつ、慣れてきたら、自分にあった証券会社を選ぶという形でもいいかもしれませんね。
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