人生ではじめて株を買ってみることにしました。
基本的なことは勉強しましたが、いざ自分のお金を払って買うとなるとやっぱりちょっと不安です。
この記事は、同じように初めての売買に不安を持っている人の役に立ってくれることでしょう。
■■■ 目次 ■■■
まずはいくらぐらいの株を買うか決める
まずは資金を決めてどのぐらいの株を買おうかざっくり決めました。
はじめてですからね。
操作もいまいち微妙なのでとりあえず一万円前後の株を買おうということにしました。
株価って銘柄によって、100円台のものもあれば、1000円台のものもあります。
そういう銘柄の株価を知りたいかたはYahoo!ファイナンスで簡単に調べられますので気になる銘柄を検索してみてください。
株価が出てきます。
ためしに、最近初飛行が成功したMRJの銘柄をYahoo!ファイナンスで検索してみましょう。
まずは、赤枠のところに、関連する銘柄の名前を入れます。
そうすると親会社である、三菱重工業(株)が緑枠のところに出てきました。
ここで、株価がわかります。
現在の株価は、1株あたり633.4円ですね。
三菱重工業をクリックすると次のようなページになります。
そして、まずはチェックしたいところは、上図の赤枠の数字です。
単元株数となっています。これが1000株になっていますよね。
この単元株数というのは、最低限購入しなくてはならない株数になります。
ですから、この銘柄の場合、
633.4円×1000=633,400円
ということになるわけですね。
このようにして、その銘柄を購入しようとした場合最低限必要な資金というのは、確認する必要があります。
ということで、1万円前後で買おうと思っている僕はこの銘柄を買うことはできないということになりますね。
「1万円前後で購入できるのか?」と、この数字を見ると思うかもしれませんが、買える方法がありますので、それは続きでご説明します。
証券会社選びのポイントは?
低資金で株の売買をしたい場合は、「SBI証券」「マネックス証券」「カブドットコム証券」のどれかをおすすめします。
理由は、1円から株の売買ができる「単元未満株」の売買ができるからです。
SBI証券のS株、マネックス証券のワン株、カブドットコム証券のプチ株などがあります。
それぞれ多少手数料が違いますが、1株から売買ができるので、かなりの小資金から取引が可能です。
しかし、単元未満株の売買は、リアルタイムの売買ができなかったり、株主優待が受けられなかったりと多くの制約もありますので、その辺は注意してください。
しかし、小資金から売買するのであれば、こちらを利用するのがいいかもしれません。
僕はすべての口座を開設しましたが、手数料が安くて、操作がしやすそうなSBI証券でとりあえず、売買をしてみました。
SBI証券で単元未満株を売買しようとして失敗
ブロードメディアという銘柄が熱いという情報を某投資顧問会社から得た僕は、素直にこの銘柄を購入することにしました。
初心者ですからね。何事も、プロの意見を素直に聞くほうがいいかと思いましたのでこの銘柄を検索しました。
上記の「現物買」というところをクリックするとSBI証券で株を購入することができます。
ここに単元未満株(S株)とあります。
ここから、購入を試みました。
株数を1にして(赤枠)、「同意する」にチェックを入れ(緑枠)、取引パスワード(青枠)を入力して「注文確認画面へ」をクリックしました。
すると、「購入できません」という赤文字が出てきました。
よくよく調べてみると、単元未満株を売買できる時間が決まっていました。
0:00~10:30と15:30~24:00しか単元未満株の売買ができないませんでした。
10:30~15:30の間に購入しようとしていたので、買えなかったんです。
しっかりと購入できる時間帯に注文をしてください。
S株を買うときに概算注文見積が少し高くなる理由
購入できる時間に取引確認画面へ行くとこのようになります。
確認してもらいたいのは、見積価格です。
176円になってますよね。
ブロードメディアの株価が126円なのに176円で見積もられていますよね。
これは、どういうことかというと、S株などの単元未満株の売買はリアルタイムに取引が成立するのではなく、次の日の前場や後場に取引が持ち越されるためです。
注文時間 | 0:00~ | 10:30~ | 15:30~ | 21:30~24:00 |
東証銘柄の買付・売却 | 当日の後場始値での買付・売却 | 受注停止 | 翌営業日の前場始値での買付・売却 | 売却 翌営業日の後場始値での買付・売却 |
上記がS株の取引きできる時間帯になります。
ですから、まだ売買が確定していないので、値幅制限いっぱいで見積もられてしまうということになるのです。
値幅制限というのは、金額によって変わります。
下図の青枠を見てみるとわかりますが、100円以上200円未満の値幅制限が50円になっていますよね。
このように、株価によって値幅制限が決まっていて、ブロードメディアの株価126円ですから上限いっぱいの50円をプラスした数字である、176円が概算見積として計算されているわけです。
それに、S株の手数料50円と消費税4円がプラスされて、230円の概算注文見積となっています。
実際に売買が確定となる数字は証券取引所が開いたら決まることになりますので、こちらについては知っておくとよいですね。
最初、「なんで高いんだ?」と思って戸惑ったのですが、これを知って安心しました。
単元未満株の売買は成行注文だけ
S株の売買でもう一つ注意が必要なのは、指値注文ができないということです。
成行注文だけとなっていますので、注意してください。
成行注文というのは、すぐに買いたい、すぐに売りたいという売買の約定を最優先する取引になります。
この例でいうと、買い注文を出した場合、「売り気配株数」の一番安い金額である「126」円で買うことができて、売り注文を出した場合、「買い気配株数」の一番高い「125」で売ることができる取引になります。
指値注文と成行注文が同じ条件になった場合は、成行注文を出している人のほうが優先されます。
しかし、成行注文のデメリットは、取引にズレがでてしまうので、思ったような金額で売買できないという場合があります。
それが、デメリットといえますが、素早く取引をしたいのであれば、成行注文がおすすめになります。
一般的な取引の場合は指値注文と成行注文を選ぶことができますが、S株の売買は、成行注文だけなので、そちらも覚えておきましょう。
ブロードメディアをS株で買おうと思ったけどやっぱりやめた理由
126円の株価なので100株をS株で買おうと思いました。
でも、この銘柄をよくよく見ると、単元株数が100でした。
つまり、普通の取引で100株から購入できることがわかりました。
126円×100=12,600円
普通に買えるじゃん。
となったので、普通に単元株で購入しました。
株数(赤枠)に100株、指値を126円(緑枠)、預かり区分を特定預かり(紫枠)にしました。
特定預かりにすると、証券会社で税金を払ってくれるので確定申告が面倒な人はこちらにしたほうがいいです。
まとめ
ということで、初めての株の売買は、S株を買おうとしたけど一般取引で100株購入することになりました。
SBI証券のアプリをiPhoneに入れて、ブロードメディアの株価の動向を見守っています。
100株買ってるので、1円動くと100円の損益になります。
低位株(株価が安い株)なので、株価の上下が激しくなるでしょうから、今後急騰してほしいなと思っています。
間違って、50円高騰すれば、5000円儲かりますからね。
そのぐらいなってくれるとうれしいですね。
また、この株取引の動向をアップしてブログで報告したいと思います。
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