このページをご覧になっている皆さんはお友達から「株って儲かるよ」ですとか「株で○○万円損した」という言葉を聞いて株に興味を持ち、「ホントに儲かるの?」「そもそもなんで儲かるの?」ということを調べてみたという方が多いでしょう。
この記事ではそんな疑問を解消いたします!!
株の儲け方は2パターンしかありません。それぞれについて解説していきます。
配当のカラクリ
働いてないのにお金がもらえる!?
「配当」というのは、株主がもらえる会社が儲けた利益の一部のことです。
「社員と違って働いてもいない株主がなんでお金もらえるの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、株というものはそもそも「私が考えたこの商品は売れるに違いない!間違いなく儲かるぞ!問題は元手(原材料費や人を雇うお金)がないことだ、どうしよう?」という人に「元手を一部負担してあげますよ。
その代わりに儲けが出たら利益の一部をくださいね」という約束をした証明書ですから、働いてなくても当然もらえるものなのです。
ただし、「儲けが出たら」という条件付きなので、会社の業績に応じて配当の額は変わります。
場合によってはもらえないということもあります(無配)。
値上がり益のカラクリ
安く仕入れて高く売る!
「値上がり益」というのは、自分が買った株の値段=株価が上がるのを利用して儲けた利益のことです。
ご友人がおっしゃっていた「株って儲かるよ」の「儲け」は配当ではなくこちらのことです。
株価は常に変動しているので、安い時に買って高い時に売れば、その差額分だけ利益が出ます。
安く仕入れて高く売るだけですから、八百屋がやっていることとほとんど変わりありません。
扱う品物が野菜か株かというだけの違いだと考えると理解しやすいかと思います。
そのように考えると問題は売れ残った商品です。
株価が下がってしまって仕入れた時の値段よりも安く売るしかない場合があります。
この場合は高く仕入れて安く売ったことになるので、差額分だけ損をします。
株をやってる友達が「○○万円損した!!」と言っているときの「損」とはこのことです。
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