IPOとは「Inital Public Offering」の略で、日本語では「新規株式公開」のことを意味する。IPO株は多くの人が手に入れたがる株だが、その理由として過去の統計上7割の確率で儲かるからだ。
しかし、IPOの本質はもっと大きな意義を持っていると言えるだろう。
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IPOの本質とは
会社ができた場合ステージは大きく4つに分けられる。聞いたことがある人も多いと思うが、「創業期」「成長期」「成熟期」「衰退期OR革命期」のおおきく4つだ。
まず、一番最初に会社を起業しようとした時、自分で貯めた資金や銀行から融資を受けたり、親から借りたりと事業をするために資金調達をする。未来の可能性が高い事業へは専門の投資会社ベンチャーキャピタル(VC)が資本を提供することもある。
ある程度事業が成功し始め、未来の展望が見えてきた時に、さらに事業を拡大しようとした場合、どうしても資金が足りなくなる。この時に、IPOで資金を調達して一気に成長期に持って行きたいと考えることになる。
そうなると、不特定多数の人から資金を調達することもでき、知名度も一気にあがることになる。
IPOの利益が7割もある理由
そもそも、IPOの審査に通っているということは、その時点で将来の成長性が見込めるからである。つまり、その会社がさらなる成長過程に入ったことを意味するからだ。うまくいくかいかないかわからないが、期待度が高い状態がIPOの状態といえる。
期待度が高いということは、その分株価が上がりやすくなるということだ。だから、IPO株は高値で売りやすいということになる。
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