インデックス投信のシリーズの中でも合計純資産額が2000億円と多めなeMAXISだが、今回はeMAXISについてとeMAXISバランス8資産均等型についてまとめていく。
■■■ 目次 ■■■
eMAXIS
運用会社
三菱UFJ国際
主な販社
証券会社:カブドットコム、楽天、SBI、マネックス、野村など
銀行:三菱UFJ、ゆうちょ、横浜、荘内など
合計純資産額
2143億円
eMAXISバランス8資産均等型
こちらの商品は名前の通り、8資産にバランスよく均等に投資している投信だ。
このように、すべてに均等に割り振られて投資している。
ファンドの目的
日本を含む世界各国の株式、公社債および不動産投資信託証券市場の値動きに連動する投資成果をめざしている。
ファンドの特色
各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマークに連動する成果をめざして運用を行う。
各マザーファンド等を通じて、日本を含む世界各国の株式(DR(預託証書)を含む)、公社債および不動産投資信託証券(リート)に実質的な投資を行う。
投資対象
主要投資対象 | 運用目標 | 基本投資割合 | |
---|---|---|---|
TOPIXマザーファンド | 国内株式 | 東証株価指数(TOPIX)と連動する投資成果をめざして運用する。 | 12.5% |
外国式インデックスマザーファンド | 先進国株式 | MSCI Kokusai Index(MSCIコクサイ インデックス)(円換算ベース)と連動する投資成果をめざして運用する。 | 12.5% |
新興国株式インデックス マザーファンド | 新興国株式 | MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)と連動した投資成果をめざして運用する。 | 12.5% |
日本債券インデックス マザーファンド | 国内債券 | NOMURA-BPI総合と連動する投資成果をめざして運用する。 | 12.5% |
外国債券インデックス マザーファンド | 先進国債券 | シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)と連動する投資成果をめざして運用する。 | 12.5% |
新興国債券インデックス マザーファンド | 新興国債券 | JPモルガンGBI‐EMグローバル・ダイバーシファイド(円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用する。 | 12.5% |
東証REIT指数 マザーファンド | 国内不動産投資信託証券 | 東証REIT指数(配当込み)と連動する投資成果をめざして運用する。 | 12.5% |
MUAM G-REIT マザーファンド | 先進国不動産投資信託証券 | S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用する。 | 12.5% |
基準価格
基準価格は、2016年2月現在で16,084円だ。2012年から順調に値を上げてきたが、2015年の年末と2016年の年始にかけて、株価が下がっていることもあり、値を下げている。
分配金実績
つい先日分配金の決算日だった。16,346円が基準価格となり、前年より1,800円近くも下がっている。
手数料
購入時手数料はない。ノーロード投資信託だ。信託報酬は、年0.54%で売却時のコストとなる信託財産留保額は0.15%だ。
まとめ
eMAXISのバランス型は、他に4資産均等型と、相場環境に合わせて機動的に資産を分配する波乗り型ががある。今回は、8資産均等型について解説した。
よりバランス性を重視したい人は、こちらの商品がおすすめだろう。
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