野村総研が提出したレポートでとても興味深いものがあった。将来日本人口の49%が10年〜20年以内に「人工知能ロボット」に労働が代替されるというもの。そんなこともあり、近年人工知能への関心が高まっている。そんな人工知能関連銘柄本命を見ていきたいと思う。
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人工知能とは
人工知能といえば、SF映画を思い出す人も多いのではないだろうか?
過去にミラ・ジョボビッチ主演のバイオハザードや、ウィル・スミス主演のアイロボットなど、人工知能が人間に被害を及ぼしたり、世界を滅ぼそうとしたりする映画がたくさん作られている。
そういえば、将来、人工知能が人間のような知能を持ち合わせる可能性は十分にありえるということを専門家が話していた。ちょっと、怖いな・・・とも思った。
でも、そんなあるかどうかもわからない恐怖に怯えるよりも、人工知能の大きな可能性に目を向けたほうがいい。なぜなら、人工知能は、人間の生活を過去経験したことがないような次元に引き上げてくれるからだ。
今現在、一番身近な人工知能といえば、iPhoneの「Siri」かもしれない。「Siri」に話しかけると、まるで人間のように返答してくれる。少し昔を思い出してほしい。機械に話しかけて返答してくれるなんてことを想像できただろうか?
今、あたりまえにしていることは、数十年前にはとても想像できなかったことだ。このようなことができるようになった技術的な背景には大きく2つの理由がある。
1つは、半導体の超高集積化が進んだことで、計算処理能力が格段に高まったことだ。2つ目は、インターネットの普及によって、人の行動や言語、考え方に関する膨大な電子情報の有効活用が可能になったことだ。
超高速で人間に近い正確な判断ができるようになったのが人工知能と言える。
人工知能を活かした技術
人工知能を活かした技術は、たくさんある。まずは、最近特に注目されている、自動運転車だ。この自動運転する頭脳は、人工知能が行っている。
カメラやセンサーから得られる多くの情報を超高速で解析し、安全に目的地に到達できるようにする。それにもう一つは、フィンテックの分野だ。現在みずほ銀行が行っている資産運用アドバイザーの「ロボ・アドバイザー」は、人工知能である。
人工知能は、ロボットやクラウド、IoTや動画・画像解析、医療や教育、セキュリティや自動運転などなど幅広い分野で活用が期待されている。
人工知能関連産業の事業規模
人工知能の市場規模は、2015年には3兆450億円と試算されている。これが、2020年には23兆円強。2030年には87兆円弱に達すると予想される。15年後には人工知能があたりまえの時代が来ている。たったの15年後には今まで予想もできなかった未来が到来していることになる。
人工知能関連銘柄
それでは、今後日本の人工知能分野を牽引していくであろう、人工知能関連銘柄について見ていきたいと思う。
NEC<6701>
NECは人工知能関連事業の強化に乗り出している。NECは防犯カメラに人工知能を応用して、人混みの中でも特定の人物を探しだすシステムを商品化している。商品名は、「NEC Advanced Analytics – RAPID機械学習 V1.1」である。
富士通<6702>
富士通は、知覚・認識で人の感情や気持ちを察知して顧客対応サービスをビジネス化する計画を出している。
カドカワ<9468>
カドカワドワンゴは2014年に「人工知能研究所」を設立し東大教授などの主要大学と共同研究を進めているところだ。
ソフトバンク<9984>
人工知能ロボット「Pepper」を販売している。
日産自動車<7201>トヨタ<7203>ホンダ<7267>
先日、自動運転車のテスト実験を行った各社。自動運転車への人工知能利用として関連している。
まとめ
これ以外でも、今後上場を予定している自動運転車のZMPや、介護分野のロボット開発をしている、サイバーダインなども関連銘柄として挙げられる。今後、あらゆるジャンルに人工知能は活かされてくる。そういった意味で人工知能関連銘柄の幅は広がっていくだろう。世界の未来に人工知能は欠かせないものになってくる。今後も人工知能関連銘柄には常に注目しておきたいところだ。
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