日経平均が大発会から4000円近くも下げていて、相場全体としては下降トレンドでマイナス要因だらけのように思われるが、ちょっと違った見方もできる。今まで株価が高くてなかなか手が出せなかった銘柄を購入しやすくなっているのだ。
東証一部の誰でも知っているようなハイブランド銘柄がかなり低価格で買えるようになっている。10万円前後で買える銘柄も増えている。
現在、10万円前後で買える、通称「10万円株」は1300銘柄もある。以前は、「株」というとかなりの資金を持っていないと買えないイメージがあったが、今は株式分割や売買単位の縮小で10万円前後で買える株がこれほどあるのだ。
ということで、「株ビギナードットネット」では、10万円株の中でも東証一部でハイブランドな銘柄のリバウンドしそうな銘柄に絞ってまとめてみた。普段なかなか手が出ないような銘柄も、今なら買いやすいのでぜひ参考にしてほしい。
■■■ 目次 ■■■
10万円株リバウンド狙いの5銘柄
野村ホールディングス<東1/8604>
- 株価:485円
- 単元株数:100株
- 購入金額:48,500円
- 配当利回り:3.63%
投信販売やIPO主幹事業務は良いがイタリア銀行向けデリバティブ損害賠償金590億円の支払いがあり税引き前利益が小幅減少と予想される。チャート推移を見ても、年末の800円あたりからかなり下げている状況。市場が上昇トレンドに入れば800円に戻せる可能性もある。
三菱ケミカルホールディングス<東1/4188>
- 株価:605円
- 単元株数:100株
- 購入金額:60,500円
- 配当利回り:2.17%
総合化学国内で首位の銘柄。自動車向けのリチウムイオン電池に強く、炭素繊維に注力している。原油安の恩恵を受けており、今季は、経常利益が2370億円と5期ぶりの過去最高益が予想されている。オイルマネーの投げ売りで株価は下がっているが、原油価格が安定すれば上昇してくるであろう銘柄の一つだ。
昭和シェル石油<東1/5002>
- 株価:919円
- 単元株数:100株
- 購入金額:91,900円
- 配当利回り:3.85%
石油元売り5位で出光興産と来年の春までに経営統合の予定だ。原油価格下落で90億円の赤字と2期連続で赤字となっている。原油価格の下げ止まりが業績の鍵となる。そうなれば、株価も上昇するだろう。
丸紅<東1/8002>
- 株価:583円
- 単元株数:100株
- 購入金額:58,300円
- 配当利回り:3.58%
国内商社5位の丸紅。今期は石油トレーディング分野の利益の減少で下方修正している。しかし、化成品と海外発電が好調だ。こちらも原油価格反発で株価上昇が期待できる銘柄といえる。
日立工機<東1/6581>
- 株価:741円
- 単元株数:100株
- 購入金額:74,100円
- 配当利回り:3.11%
電動工具の国内2位の銘柄。医療品向けの遠心分離機では世界首位クラスである。ドイツの工具メーカーのメタボを買収し、主力の欧州市場を更に強化している。業績自体は好調だ。今後の上昇に期待できる銘柄である。
まとめ
原油価格の上昇が大きな鍵となる銘柄を多く紹介した。原油価格の底値を予想しての銘柄選びだが、すぐに価格が上昇するわけではないので、長めに保有できる余裕があるのであれば、これらの銘柄はありだろう。
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