株初心者だと、ネット証券でどのような手順で購入したらいいか迷うことがあると思います。そこで、実際に株を購入する手順とそれにともなう注意点などもいくつか説明していきたいと思います。
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ネットで簡単に取引
メットで簡単に売買できますが、まずは、口座に先にお金を入れておく必要があります。
この制度を「前受制度」と呼んでいます。
入金すると簡単に取引ができます。
そして、入金した後に買いたい銘柄を入力するとその銘柄の購入ページに行きます。
下記の画像はSBI証券の板情報です。
ここで、売気配株数と買気配株数を見ることができるわけです。
見るべき一つのポイントは、気配値のOVERとUNDERの数字です。
上記の図で見ると、売気配が426,600株あり、買気配が285,300株あるわけです。
となると、売気配株数>買気配株数となっていますよね。
だから株価は下がりそうだ。などという目安として使うことができます。
買える株数の範囲を把握する
銘柄によって取引できる最低売買単位というのが決まっています。
1株から注文できる株もあれば、100株、1000株単位でなければ購入できない株もあります。
日本は1000株単位が一番多いです。
逆に500株や2000株という単位のものもあります。
SBI証券の画面でいうと、赤枠で囲まれた表記になっています。
このように「売買単位」というように表記されていますね。
これは、ディ・エヌ・エーの単価です。
この場合、2235円×100=223,500円となりますね。
ですので、この銘柄の株を買う場合は、この金額が最低でも必要になるということですね。
チャートで銘柄の状況をリサーチする
どの証券会社のサイトでも各銘柄のチャートを見ることができるページがあります。
このように、1分、5分、1時間、1日などのように、期間を区切って、チャートの流れを見ることができます。
このチャートはテクニカル分析(過去のデータを分析した手法)をする際に役に立ちます。
このように、情報収集となるデータがありますので、活用していきましょう。
大事なのは買うときの値段
株価は常に動いています。
そんな中で重要なのは、「いくらで買うか」ということです。
もし、いくらでもいいから買いたいという場合は、「成行注文」を出します。
かなりの高確率で買うことができますが、思っていた以上の高値で買ってしまうことにもなりかねませんので、注意が必要です。
逆に、「いくらでなら買います」という指定して購入する方法もあります。
これを「指値注文」と言います。
これは、指値注文をすると買えますが、逆に言うと、この金額での売買が成立しないと買えないということになりますで、その日のうちに売買が成立するとは限りません。
ようするに、取引が成立しずらいというデメリットもあります。
こういう場合を考えて、注文を出すときは、当日限りの注文にするのか、株が買えるまで注文を有効にするかということで有効期限を指定します。
注文できる時間と取引できる時間を把握する
取引所によって時間がことなりますので、そちらについてはしっかりと覚えておきましょう。
東京証券取引所(東証)で取引できる時間は、毎週月曜日から金曜日までの午前9時から11時半(これを前場)、午後0時半から3時(後場)となっています。
証券会社ではこの時間外でも取引は可能ですが、売買が成立するのは、この時間内に限られています。
ネット取引の場合は、24時間受け付けている場合や、休日でも受け付けてくれる場合もあります。
これは、証券会社によりますので、しっかりと確認しておく必要があります。
時間外取引できるPTS
証券会社によっては、夜間にでも取引ができる私設取引システム(PTS)ができる場合もあります。
PTSの場合証券会社を通さずに証券会社のネットワーク上で取引が完結されます。
このメリットは手数料などが安いとか、仕事が終わってから取引できるなどありますが、そもそも参加者が少ないので取引自体が成立しにくいというデメリットもあるのでご理解ください。
まとめ
このように基本的なことをしっかり学んでから売買していきましょう。
購入するだけでそれなりの資金が必要な銘柄もありますから、自分の資金と相談して銘柄を選ぶ必要がありますね。
あまり、資金がないひとであれば、売買単価が低い銘柄を選ぶ必要がありますので、その辺も見ておきたいポイントですね。
まずは、口座開設をして、いろいろな銘柄のコード番号や会社名を打ち込んでどの程度の株価なのかや、売買単価はどの程度なのかを見ておくだけで参考になると思います。
ぜひ、この記事で紹介した部分だけでも確認してみてください。
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