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ZMP時価総額の予想
ZMPの時価総額はいくらぐらいになるのか、自分なりに分析してみた。ZMPの時価総額は2000~2500億円ほどという予想できる。理由としては、代表取締役社長である谷口氏が語ったZMPの売上目標が
- 2017年は100億円
- 2020年は1000億円
という数字があったからだ。この成長率だと2000億~2500億ぐらいだろうという予想ができる。ZMPは多くの関連企業がかかわっていて、それに関連する合弁会社もたくさんできている。これから、さらに合弁会社ができたり、出資の話は出てくる可能性があるから、そうなると、時価総額も変わってくるかもしれない。その時は、再計算する予定。
ZMP社長の谷口恒さんが「第14回 日本イノベーター大賞 特別賞」
日経BP社が主催する2015年度「第14回日本イノベーター大賞特別賞」というのがあるのを見つけた。それに、谷口社長が選ばれいた。
選考理由は、
「高速・高精度に位置を推定する自動運転システムを開発。標識や位置情報に頼らずカメラやレーダーで位置を特定する『SLAM技術』を採用。今年、DeNAと合弁で無人タクシーの事業化を目指す『ロボットタクシー』を設立するなど、ベンチャーながら大手自動車メーカーに負けない先進性がある」
これは、日経BP社のホームページからそのまま抜粋しているが、このような賞をもらえたのはたったの5社ほどしかない。その中の1社に選ばれるというのはすごいことだ。これで、まだ上場してないのが不思議だな。
ZMPの関連会社のまとめ
ZMP関連会社は全部で4社ありますので、そちらについてまとめていきたいと思う。
株式会社カートモ
ZMPと株式会社JVCケンウッドとの合弁会社だ。この会社は、自動車の車載データをリアルタイムに集約して自動車の状態と運転者の行動をインターネット上に蓄積するプラットフォームを運営しユーザへ提供している。そして、そのビッグデータの解析・モデル化して、交通事故の低減や二酸化炭素の排出量削減を通じた環境対策につなげている。自動車のデータをクラウドプラットフォームに蓄積して、そのデータを自動車に関するサービスに活かす会社だ。
JVCケンウッドの株価の推移はこのようになっている。300円ほどということで、低位株だが、ZMPが上場すれば一気にストップ高ということもあり得るかもしれない。伸び率はとても期待できる銘柄だ。
株式会社ZEG
ZMPと株式会社ハーツユナイテッドグループとの合弁会社だ。自動車関連のテスト走行のサポートやデータの収集、デバックサービスを提供している。
ハーツユナイテッドの株価は、今日現在1,932円となっている。今は急降下中。
ロボットタクシー株式会社
ZMPとDeNAとの合弁会社だ。DeNAのインターネット技術と、ZMPの自動運転車の技術を活かして、自動で最短距離を計測したり自動でドアを開けたりなどが行える自動のロボットタクシーの開発をしている。
特に、田舎など交通手段が乏しい場所での活用を目指していて、介護分野などの送迎や、過疎化の進む地域で、廃線になったローカルバスや電車の代わりとなるサービスとして期待されている。
ロボットタクシーが実用化できると、過疎化で交通の便に苦しむ人たちに多大な社会貢献となる。僕はもともと、秋田の超田舎育ちだ。
近くのローカル電車まで歩いて45分もかかる。しかも電車は1時間半に一本。そんな状況だから、年寄りはなにかあったら大変だ。
そんな時に、このロボットタクシーが迎えに来てくれたら安心だ。といっても、まずは、都会で利用が一般化されないと、そういう地方での利用はできないだろうから、まだまだそれが現実化するには時間がかかるだろう。
しかし、そういう未来を担っている、ロボットタクシーはとても注目できる銘柄だ。
DeNAの株価は、今日現在1,862円です。特に注目している銘柄だ。
エアロセンス株式会社
こちらは、ZMPとソニーモバイルコミュニケーション株式会社との合弁会社だ。エアロセンスというドローンで、自動測量や解析を行うサービスを提供している。パソコンで設定すると自動で測量を行い、それらのデータをもとに3次元地図なども作ることができるすぐれものだ。それらのデータをクラウドでいつでもどこでもチェックできることも強みである。
ソニーの株価は、今日現在3,292円です。
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