三井住友DCはネット証券3社でのみ販売されていて、銀行での販売はされてない商品だ。投資先の種類は全部で8本。株式、債権、バランス型の商品となっている。今回は、その中の全海外株式インデックスファンドについてまとめる。
■■■ 目次 ■■■
三井住友DC
運用会社
三井住友アセット
主な販社
証券会社:カブドットコム、楽天、SBI
銀行:なし
合計純資産額
810億円
全海外株式インデックスファンド
ファンドの目的
外国株式インデックス・マザーファンドおよびエマージング株式インデックス・マザーファンドへの投資を通じて、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円ベース)に概ね連動する投資成果を目指して運用をおこなっている。
ファンドの特色
主として日本を除く先進国の株式、新興国の株式指数を対象とした先物取引、新興国の株式等を主要投資対象とする上場投資信託証券や新興国の株式(預託証書(DR)株式の値動きに連動する有価証券を含む。)に投資している。
預託証書(DR)とは
Depositary Receiptの略で、株式を海外で流通させるために、その株式を銀行などに預託し、その代替として海外で発行される証券をいい、株式と同様に取引所などで取引される。
外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行っていない点がポイントだ。為替ヘッジがないので為替差損益が発生する点は覚えておこう。
下記の先進国、新興国が投資対象だ。
基準価額
基準価額は受益権1口(1万口)あたりの時価を表す価額だ。
参照j元:三井住友アセットマネジメント
分配金
信託報酬
信託報酬0.25%と低コストである。
まとめ
決算は年1回(12月)に行われるが分配金は1度も出していない。効率的な運用をしているといえる。分配金を出すと、再投資をしても分配金への課税分投資パフォーマンスが落ちてしまうことになるためだ。
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