はじめに
いざ株をはじめようと思っても、どこで情報収集したらいいのだろう・・・。という初心者の方もいると思います。
今の時代は、基本的にすべてネットで情報を取得できます。
もちろん、とても価値のある誰も知らないような情報までは難しいかもしれませんが、基本的な株価や会社情報などはネットで調べることができるのです。
この記事では、どこで情報を取得したらいいかについてお伝えします。
おすすめ株情報媒体
まずは、ネット以外で株に関する知識を得られる媒体をご紹介します。
テレビや新聞、証券会社のHPで情報を獲得
身近な情報源としてあげられるものがテレビや新聞です。
また、新聞にも株式欄があります。
株式欄には、以下の記載があります。
・東証一部
・東証二部
・ジャスダック
・マザーズ
上記のものや、今の全体的な株の状況についても記載があります。
内容としては、「現在株価は続伸。○週間ぶりに△円台に回復。円高ドル安に歯止めがかかり好感…」このようなことが記載されています。
また、目立った株の上げ下げがあった企業の名称も掲載されていることがあるのでチェックしましょう。
前日比が以下のように表示されています。
△:上昇 ▲:下落
また、株式新聞という専門の新聞もあります。
しかし、新聞の情報は「過去」なので流動的な情報はネットで取得していきましょう。
長年新聞を読み続けている人は、株式欄をみることで先を見据えた行動をとっている方もいらっしゃいます。
情報源はいくつか抑えておき、ここも分散していくことが良いでしょう。
株の有名雑誌「ダイヤモンドzai」
新聞やテレビに株の情報がある…ということは、雑誌にも株の専門雑誌が存在します。
それが、ダイヤモンドzai。
この雑誌は、株の最新情報や株主優待が何か、クレジットカード会社の比較、株で必要な分析方法など情報はさまざまです。
この雑誌は初心者でもわかる内容となっており、実際に初心者の読者の方はいらっしゃいます。
おすすめ株情報サイト
次に、ネットで株の情報を手に入れる際にチェックしたいサイトをご紹介いたします。
四季報オンライン
東洋経済が出版している四季報オンライン。
本屋さんで赤くて分厚い「会社四季報」を一度は目にされた方もいらっしゃるかもしれません。
この分厚い本の巻頭には、株の読み方や基礎的な用語も記載があります。この本は1年に4回発行されています。
この分厚い四季報のサイト版が四季報オンラインです。
初心者向けからプロまで幅広いターゲット層に向けたサイトとなっています。
株で勝つ方法や業界のランキング、業績など株に必要な情報がさまざまあります。
ここで情報を獲得して、赤字なのか黒字なのか、はたまた、これから先成長性があるのかを見極めることが可能なサイトです。
また、ライバル会社がどんな状況なのかも含めていろんな関連性を含めて総合的に判断することが必要です。
みんなの株式(みんかぶ)
みんなが集まって作るサイトだから「みんなの株式」、略してみんかぶというサイトです。
投資家のブログや売買の予想などが記載されています。
ただし、他者の声を鵜呑みにするのはとても危険な行為です。
声を聞いて、実際にどうか?自分の中で腑に落とせる情報なのか?
この感覚は株において最も重要なことです。鵜呑みにすることで、株で負ける人はあとを絶ちません。
大変有名なサイトではありますが、「あくまでこういった考えがある」というスタンスで情報を入手しましょう。
株マップ.com
統計的で軽量的な手法をとった株のサイトです。
投資家の生の声を反映したアンケートや、様々な評価ポイントから定量的に証券会社をランキングされたりしており、初心者が参考に出来る情報が沢山入手できるサイトです。
Yahooファイナンス
このYahooファイナンスはもっとも有名なサイトの1つです。
株価や皆さんが気になる株主優待情報、日本株や世界の株価、投資信託など役立つ情報が満載です。
ここにはチャートもあり、パソコンが苦手な方も簡単に見ることができます。
また、6ヶ月〜1年のスパンで会社の流れをみることができるため、好きな会社、気になる会社、そのライバル会社のチャートを分析するなど様々な活用方法があります。
トレーダーズウェブ
株式だけでなくFXという外貨取引の情報などを配信している総合投資情報サイトです。
株やFX、中国株などのニュースも掲載。
話題の銘柄もあるので、どんな銘柄が話題なのかを知ることが可能です。
フィスコ
投資を支援してくれるサービスがあるサイトです。
サービスを行うのは投資のプロ集団で、有料ですが確実性の高い情報を入手することが可能です。
また、個人投資家向けの企業レポートが無料で公開されています。
日経電子版
日経新聞の電子版です。
第一線の記者による、総合・金融情報や株、為替、新興国市場などの国内外のマーケット情報が記載されています。
日本は輸入大国ですので海外の市場を知ることも株にとって必要な情報の一つです。
アメリカと密接に関わっている日本、アメリカの経済や政治に多大な影響を受けることもあります。
また、衣服などは中国、インドが多いことから、ここでの自然災害や何らかのトラブルがあった場合なども株に影響を及ぼすこともあるでしょう。
そういった情報もこちらのサイトで入手することができます。
アセットアライブ株式情報
東証株式やニュース、格付けの情報、株式投資のための情報サイトなどが集まったサイトです。
ブルームバーグ
世界の最新金融のニュースや世界各国の株価指数、金利や債券などの情報が満載です。
世界経済という外から来た情報と、日本国内から来た情報を合算させて株を見ることも株価の動きを読む有効な方法の1つです。
東京証券取引所
日本最大の金融商品取引所です。ここがいわゆる株式市場。
株式の売り買いをスムーズに行うために作られたのが、「株式市場(マーケット)」=「証券取引所」です。
ロイター
イギリスロンドンに本社を置く通信社です。
世界の政治、経済、社会についての最新ニュースを、豊富なコンテンツと共に多面的に展開しています。
ときに株価にも影響を及ぼす、エンタメ、スポーツ、世界の文化やライフスタイルについても注目の情報が満載です。
ロンドン、ニューヨーク、香港は世界三大取引所と言われています。
この世界に三本の指に入るほど取引が盛んなロンドンの情報は重要ですね。
TOKYO IPO
新規公開株(IPO)の情報がある国内最大級のIPO専門サイトです。
最新IPOニュースに独自セミナーなど新規上場会社の情報が満載のIPO総合ポータルサイトです。
新規公開株は抽選で購入できるものです。
当たりやすい証券会社を選択することが必要です。
モーニングスター
投資信託の検索やランキング、分配金の情報など様々の情報を入手可能です。
投資信託を選ぶならこちらのサイトがおすすめです。
投資信託は初心者向けでもあるので見ておくにはいいでしょう。
JETRO
JETRO(ジェトロ)日本貿易振興会は諸外国との貿易の拡大や、円滑な通商経済関係の発展を目的として2003年に設立された独立行政法人です。
海外ビジネスの情報が可能です。
Kabutan
銘柄の発掘や選択をサポートしてくれるサイトです。
ケンミレ株式情報
株の初心者向けのサイトです。
安全性を重視した投資の手法を人口知能を使用したソフトで実現しています。
無料で使用できるソフトも多数あります。
SNS
Twitterやフェイスブックなど、SNSでも様々な情報が取得することができます。
しかし、こういった気軽に情報が取得できる反面、その情報が確かなものか曖昧なものも多いのが現実です。
信頼できる知人から見極められたアカウントを教えてもらうなどするのも有効ですが、その内容すら鵜呑みにしてはいけません。
その情報源がどこから来たのか、信憑性はどうかなどいろんな角度からの確認が必要です。
嘘の情報も確かに多いですが、真の情報を早く取得することができるのがSNSの特徴です。
顔が見えない分少し不安なところもありますが、それでもしっかりとした情報を供給してくれている人もいることは確かです。
だからこそ、SNS人口が急激に増加したのです。
その他の情報源
メディアや本、サイト、SNS以外にも情報源はたくさんあります。
政治経済の情報はとても大切です。
今後の日本がどう動くか、それに関して海外はどう対応するのか。また、日本の企業はそれに対して戦略をどう練っているのか。
こういった現状を把握することは、株式投資にとってとても重要です。
現に株をしている方々は、政治経済に詳しい方が沢山いらっしゃいます。
また、新商品を出した会社も株に影響が出ます。車を新しく作った会社の株は高騰するかもしれません。
でも、そのライバル会社も同様に車を出せば株は横ばいの可能性もあります。
1を見るのではなくて、1をみて複数を見ることも大切なのです。
そんな難しいことは向いてないよ!という方でもご安心ください。
友人との会話でも株のヒントがあります。
最近よくみんなが使っている化粧品。
この化粧品は、今後口コミで人気急上昇となるかもしれません。
そういった情報を敏感に察知し、該当銘柄を購入しておいたら株が上昇したというケースもあります。
また、日本には四季や行事があるのでそれもヒントになります。
五感で感じたものの中にも、ヒントが隠されているのです。
今日からものの見方を変えることが株への第一歩です。
4ケタの銘柄コードについて
さて、これらのサイトを確認するにあたっても、基礎的な知識は必要になってきます。
そのうちの一つに、上場している銘柄には、すべて「銘柄コード(証券コード)」というものがふられています。
4ケタの番号がふられているので、特定の銘柄を調べるときなどに知っておくと便利です。
試しに、Yahoo!ファイナンスの検索窓に「マイナンバー」などと入力してみてください。
そうすると、上記の画像のところに、銘柄コードが出てきて確認することもできます。
まとめ
ともかく今の時代は多くの情報をネットで取得できます。
ほかにも個人でブログを開設し情報配信している人や、いろいろな情報がネット上には転がっています。
GoogleやYahoo!を使って、いろいろ検索をして、情報を取得してみてください。
もちろんこのサイトにも様々な解説記事はございますので、是非他の記事も併せてご確認くださいませ。
この記事へのコメントはありません。