CLTとは、ヨーロッパで開発された新しい木材建材のことで、日本語で直行集成材と言います。今、このCLT素材が建築の現場で注目を集めています。
CLTのメリットや特徴などをまとめると、
- 施工がシンプルで簡単なため専門的な技術者が不要
- 工期が短くてすみヨーロッパでは20週間分の工期を短縮できた
- 断熱性や気密性にすぐれていて騒音などにつよい
- 高い耐熱性のため地震が多い国でも安心
このような優れものの素材です。
デメリットを上げるとすれば、費用が高めということろでしょうか。
コンクリートの約2倍以上の費用がかかるので、すべての建築にすぐに利用できるようになるにはまだまだ時間はかかると思います。
しかし、高知県や岡山県などの自治会館などではすでに採用されていて、CLTの建物が増えてきています。
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CLT関連銘柄をチェック
では、主なCLT関連銘柄を見てみたいと思います。
- エイチ・アイ・エス【9603】
- 住友林業【1911】
- 三井ホーム【1868】
主要なところは、この3銘柄でしょうか?
エイチ・アイ・エスが手掛ける16年2月にオープンする2階建ての「変なホテル」というハウステンボスにCLTが利用されます。
そして、その建設に住友林業が携わります。
「変なホテル」はニュースにもなっていたので、知ってる人も多いかもしれません。
まとめ
日本CLT協会によれば、15年8月時点で、243社が会員となっているといいます。これから、どんどんこの新素材でできる建物が増えてくることでしょう。
この新素材に関連しているところで今注目できるとしたら、一番は、エイチ・アイ・エスでしょう。
チェックしておきましょう。
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