景気回復と同時に、設備投資関連銘柄に注目が集まっている。2016年4月22日、日銀よりマイナス金利が適用が検討されるという報道があった。以来、円安は急激に進んだのも記憶に新しい。このマイナス金利によって設備投資の需要が高まるのだ。
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設備投資関連銘柄まとめ
ツガミ【東1/6101】
1937年に設立。主に精密工作機械の製造・販売を行う。ITの発展に伴い、精密機器の製作には欠かせない企業といえるだろう。近年では海外への進出も積極的に行っており、2011年にはインド、2012年にはシンガポール、2013年には中国や香港と幅広く事業を進出・展開している。1949年に上場。
ナブテスコ【東1/6268】
ナブテスコ株式会社は、2003年に帝人製機株式会社とナブコ株式会社が統合して生まれた企業である。ナブテスコの製品は実に幅広く、主に商用車用機器、航空機器、福祉機器、鉄道車両用機器、新エネルギー危機、自動ドアと我々の生活に欠かせない製品を幅広く取り扱っている。統合した年に東証一部上場を果たした。
オークマ【東1/6103】
オークマの設立は1918年と、非常に歴史ある企業だ。事業内容は、主にNC工作機械(数値によってコントロールされる工作機械のこと)、NC装置、FA製品などの製造・販売を行う。海外にも拠点を広げており、米国を始め、オセアニアやアジアなど幅広く事業を展開。
住友重【東1/6302】
住友重機会工業株式会社。主に精密機械や機会コンポーネント、幅広い業界を支える産業機械、船舶を製造している。どれも我々の生活に欠かせない機械ばかりだ。海外にも幅広く拠点があり、今後の活躍に期待したい。1949年に東証1部へ上場。
滝沢鉄【東1/6121】
1922年に設立。以来、90年以上にわたって工作機械を専業に制作している。その歴史とともに日本の産業を支えてきた。また、活躍は日本に留まらず海外進出も積極的で台湾や中国、米国と製品の60%は海外へ納入している。東証1部へ上場。
アマダHD【東1/6113】
アマダグループは子会社、関連会社を合わせて90社で構成。主に勤続加工機械や器具の製造、販売、修理や検査を事業内容としている。PCやソフトウエアの発展には欠かせない。1978年に東証一部上場。
まとめ
冒頭で、マイナス金利によって設備投資をする企業が増加するという話をしたが、特に産業ロボットを導入する企業が活発化するのではないかとみられている。今回ご紹介した企業は精密機器の製造に強みを持つ企業が多かったがが、産業ロボットへもその技術が活用されればより性能の良いロボットが製造され、より良い製品が作れるようになることが期待される。
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