2020年に2回めの東京オリンピックが開催される。これによって、新国立競技場の建設費用などがとても話題を集めいていた時期があった。いまでも、それは進んでいて、早く決まらないと、間に合わないのではないかという声も聞かれる。
オリンピックというのは、ただのスポーツの世界大会ではない。とんでもない経済効果をもたらす、一台ビックイベントだ。国そのものを変えてしまうほどの大きなイベントなのである。
その証拠に、1964年の東京オリンピックが今の日本の町並みやビジネスに大きく影響を与えたことがあげられる。ファストフードが今では一般的になったが、もともとは、オリンピックの時に、外国人の料理を提供するために作ったのがそのまま一般的になったと言われている。
警備会社のセコムがここまで大きくなったのは、東京オリンピックの選手村の警備を任されたことがきっかけだ。もともとは、たったの2人で立ち上げた会社だった。それが今では、東証一部の上場企業だ。
このように、オリンピックというのは、その国の文化まで変えてしまう可能性のある大きなイベントなのである。このぐらいのビックイベントだから、当然、それに合わせて、多くの経済が動いている。
新国立競技場の建設で建設関連銘柄が影響を受ける。外国人が日本に来るので、旅行関連銘柄も影響を受ける。それに関わる関連銘柄をあげたらきりがないほどだ。
あと、やはり、スポーツ関連銘柄は当然高騰するだろう。まだ、5年も先だが、日本にとてつもない経済効果を与えることは株価の面からも言えることだ。
ただ、怖いのは、そのあと。レジェンド化した後の株価の状況や、日本経済は気になる。オリンピックに向けて、多くの事業が動いているが、それを超えたら一気に落ち込んでしまうのではないかと心配する専門家も多い。
それまで、関連銘柄が安定的に上昇することが予想できるのでそういう銘柄はチェックしたい。
<1801>大成建:建設株。国立競技場改築のほか道路などのインフラ整備
<1802>大林組:建設株。国立競技場改築のほか道路などのインフラ整備
<1803>清水建:建設株。国立競技場改築のほか道路などのインフラ整備
<1812>鹿島: 建設株。国立競技場改築のほか道路などのインフラ整備
<9201>JAL:国内外から多くの観戦客
<9202>ANA:国内外から多くの観戦客
<9603>HIS:旅行代理店も関連ツアーの盛り上がり
<9726>KNTCT:旅行代理店も関連ツアーの盛り上がり
この辺は、建設関連銘柄、旅行関連銘柄だが、チェックしておきたいところだ。
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