水素ステーションは、主に燃料電池自動車(FCV)へ高純度水素を供給するステーションのことを言う。ようするに、ガソリンスタンドでガソリンを補給する代わりに、水素ステーションで水素を補給して、車を走らせる、水素自動車の燃料補給の場だ。
2014年の12月にトヨタが「MIRAI」というFCV市販車を販売したが、水素ステーションの設置がイマイチで、まだまだ普及ができそうにない。
現在、目処が立っているのは、たったの80箇所ほどだ。これでは、FCVが一般的になるにはとても時間がかかりそうだ。
しかし、ガソリンに変わって水素で車が運転できたら、地球環境の温暖化対策の大きな良い影響をもたらすことも事実だ。個人的には、はやく水素ステーションが広まり、FCVが広まって欲しいと思っている。
といっても、「いうが易し行うは如し」だ。普及できない一番の理由に、開発費用の高さがあげられる。国が半分支援しているとはいえ、多くの関連会社が簡単に開発に着手できていない事実がある。
1基あたり、なんと、3〜5億円もかかるのだから、容易ではない。補助金が半分出ているとはいえ、高額すぎる。
これを100基つくると、500億・・・。とんでもない数字だ。日経新聞などでは、つい先日も、安倍総理が水素ステーションの開発に意欲的だということが出ていた。
ただ、こういうインフラを大きく買えるには、やはり金がかかる。個人的ん思うのは、自動運転車が最初から、FCVだったらすごいのにな・・・・。とか思ってしまう。
そうなると、自動運転車が将来普及するのと同時に、水素ステーションが必要になるから、必然的にFCVも普及するという流れだ。今ZMPが非常に注目を集めているから、それに抱き合わせでこの案が広まるといいなと思っている。
関連銘柄として、トヨタ、ホンダは水素ステーションに意欲的に取り組んでいるといえる。
岩谷産業は、2014年に兵庫県尼崎市に日本初の商用水素ステーションをオープンした。大陽日酸は、コンパクトな水素ステーションを開発。
JXホールディングスは、2014年に@株式会社ENEOS水素サプライ&サービス」を設立している。東京ガスは2014年12月に関東初の商用水素ステーションである「練馬水素ステーション」を開いている。
水素ステーション関連銘柄としては、これらが、注目できる。水素ステーション関連銘柄は、未来を担う重要な銘柄としてチェックしておきたいと思っている。
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