「生体認証」とは、人間の身体の一部を使って個人を識別する認証方法のことを言う。我々の身近なもので言うと、指紋認証や顔認証である。例えばiphoneの指紋認証の機能を利用している人もいるのではないだろうか。特に最近注目されているのは、金融機関で使われてる静脈認証だ。より本人である認識を高めることによって、よりセキュリティ機能を高めることができる。
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生体認証関連銘柄まとめ
富士フィルム【東1/4901】
カメラや光学デバイス、写真プリントのペーパーや機器、医薬品、グラフィックシステムなど、映像や画像に関連した事業を幅広く展開。生体認証に関しては、画像処理テクノロジーである「イメージ・インテリジェンス」を応用した、独自の顔認証システムを開発している。
AMI【東M/3773】
株式会社アドバンスト・メディア。1997年に設立し2005年6月に東証マザーズへ上場した。音声認識に強みのある企業で、その技術を生かし声紋認証のシステムを開発。音声でロック解除ができるようになっている。この声紋認証はテレビ番組でも紹介され、一躍話題を呼んだ。
旭硝子【東1/5201】
1907年に設立。主な事業内容は板ガラスやディスプレイ、自動車ガラス事業、電子部材事業といった、我々の生活になくてはならない製品の部品を製作。今後の情報通信産業の発展に欠かせない存在である。
ディディエス【東M/3782】
1995年に設立。2005年に東証マザーズに上場した。主な事業内容はバイオセキュリティ事業や研究開発・受託開発事業である。生体認証では指紋認証ユニット製品を開発。主にデスクトップパソコンのハイブリッド指紋認証に対応している。これまでの利用者は25万人を超え、登録成功率は100%と非常に正確性が高いのが強みである。
高千穂交易【東1/2676】
1952年に設立。主に情報ネットワークシステムによる製品の製作を事業としている。ビジネスの場では入退室管理システムや映像解析、リモートアクセスやセキュリティなど、特に顧客のプライバシーを守らなければならない企業にとって欠かせない製品を開発している。生体認証に関しては虹彩認証や手の甲の静脈認証、指紋認証のできる製品を販売。
まとめ
生体認証の中でも指紋認証が主流となっている中、虹彩認証や顔認証、静脈認証と生体認証の技術は日々進歩している。より高いセキュリティシステムへのニーズが高まると同時に市場に規模も拡大しており、注目したいテーマである。
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