株式投資は長期的な視点で見るのが大切だ、とは言われますがやはり本音を言えば「すぐにでも利益を出して確定させたい。」「明日すぐにでも上がる株を知りたい。」ということだと思います。
こんにちは、株アカデミーの小野寺です。今日は明日上がる株というテーマでお話を進めます。
投資は長期的なものだという事実は変わりませんが、こうした理想を持つことは悪いことではありません。
目の前の情報に振り回されることはよくないですが、しっかりと学びすぐにでも上がる株を見つける方法を知ってあなたの中にその経験値を積み重ねていくことができれば「明日上がる株」をより簡単に見つけることができるようになるでしょう。
そこでこの記事では、明日上がる株の見つけ方について紹介します。ぜひあなたの取引にも取り入れてみてください。
明日上がる株の見分け方
明日上がる株を見分けられるようになれば、今後の投資生活でも気持ちに余裕ができてきます。それでは明日上がる株にはどんな特徴があるのでしょうか。
明日上がる株を見つける前に
まず明日上がる株を見つける前に、なぜ株価が上がるのか。ということを理解しておく必要があります。
株価は、その企業の株を買いたい人が多ければ上がり、売りたい人が多ければ下がります。買いたい人が多いときは、その企業が人気のときです。
株価の動きは業績の良し悪しが大きく影響します。
業績があがれば企業からの配当などのリターンへの期待が大きくなり、投資家の人気を集めることができるからです。また、新製品の発表があったときも株価が上昇することが多いです。これは、その企業が事業を拡大させることにつながるからです。
製造業などでは工場を新設するニュースも一つの判断材料となります。
また企業の株価は業績だけでなく、その企業を取り巻く経済や政治などのマクロ要因も株価に影響を与えます。日本として景気がよくなれば企業の株価も上昇するが一般的です。
[初心者のかたはこちら↓]
明日急激に上がる株の特徴①景気の良いニュース
・リリースしたスマホゲームアプリが飛ぶようにダウンロードされた、
・スマホやタブレットに組み込まれる基盤を新しく開発した、
・オリンピックやリニア新幹線関連で受注した
というような大きなニュースがあると、その企業の株価は翌日、急激に上昇します。
好決算のニュースと合わさると、これまで取引されていなかった株でも爆発的に取引されることが増えて株価も急激にあがります。そして、こうした株は急激に上昇したあと下落することは少なく、ゆるやかに上昇していくのも特徴です。
明日急激に上がる株の特徴②好決算
好決算の決算発表があった翌日も急激に株価があがります。
決算発表は企業の成績通知のようなものです。成績が良ければそれだけ人気になり買われやすくなります。
決算書の中は
*バランスシート
*プロフィット・アンド・ロス
*キャッシュフロー計算書
大きく3つに分かれていますが、明日上がるかどうかということを見つけるには
「営業利益」だけをチェックすればいいです。
営業履歴というのは企業が本業で直接的に稼いだ部分で、ここが伸びている場合、企業の本業も好調だと判断できます。そのため、難しい決算書を読み込むことなく営業利益が伸びていれば、明日急激に上がる株だと予想できます。
またすでに発表されている業績の予想数値よりも「上方修正」の発表があれば、市場にはインパクトがある材料として株価は翌日に急激に上がります。
明日急激に上がる株の特徴③景気全体感
投資家は企業が発表する情報や国際情勢などのマクロなニュースなど様々な情報を判断材料として投資を行っています。
そして翌日に急激に上がっている株は、その判断材料の中でも複数の好材料が重なっていることも多いのが特徴です。複数の好材料というのは例えば、好決算の決算発表増配のニュースだったり、好決算の決算発表株式分割だったり、上方修正の発表レーティング格上げだったりです。
投資のおいてプラスとなる判断材料が1つではなく複数重なることでその銘柄に対して注目度が上がり、翌日急激に上がることがあります。
実際、【3185】夢展望は決算・株式分割・株主優待制度の導入を同じ日に発表したことがあり、連日ストップ高の急騰となりました。
夢展望公式HP IR情報:http://www.dreamv.co.jp/ja/
明日ゆるやかに上がる株の特徴①今日上がっている株をみる
今日上がっている株は、そのまま翌日もゆるやかに上がる可能性が高いです。
これは投資家の心理的な行動も関係しています。人はほしいものの値段が上がると、「これ以上価格が上がる前に先に買っておかないと損する」という心理が働くからです。
株式投資でも同じように今日上がっている株を見て、
「これ以上上がってしまう前に買っておかないと」という心理が働きます。
その結果、今日上がっている株が明日もゆるやかに上がりやすいのです。
ただこうした心理から本来の価格以上の株価にまで上がっていた場合は、翌日に急落する可能性もあります。
そのため、明日ゆるやかに上がる株の特徴として、今日上がっている株を見ることは参考になりますが、何が原因で株が上がっているのか、というところまで分析しておくようにしましょう。
感覚的に「今日上がっているから明日も上がるだろう」と考えるのは株式投資を行う上でリスクが高いです。
明日ゆるやかに上がる株の特徴②ブログで明日上がると発信されている株
個人投資家の人たちは意外と他の投資家が書かれているブログをチェックしています。自分では入手できない情報を発信してくれていたり、カバー範囲外の銘柄についての情報を教えてくれたりするからです。
そして個人投資家の人たちのブログは日々の取引記録なことも多いですが、それに合わせて明日上がる株として予想を書いている人もいます。その予想もいろいろな材料を読み取って予測しているものもあれば、ただ「明日上がる株」として銘柄を5つほど書いているようなところもあります。
こうしたブログで紹介されている銘柄で、複数のブログで同じように上がると予想されている銘柄は翌日の株価がゆるやかにですが上がることが多いです。
書き手がしっかりと分析し、予測した上で書いているということももちろんあると思いますが、そこで紹介されている情報を見た個人投資家の方たちが「自分も」と思って買いに行っている人も含まれるからです。
明日落ちる株の特徴①類似株が上がる鞍替え
ここまで明日上がる株の特徴についてお伝えしてきましたが、明日落ちる株の特徴についても2つお伝えします。これを知っておくことで損失を出すリスクを小さくできます。
1つ目が鞍替えです。これは企業が「別の上場市場に変更すること」をいいます。たとえば、東証2部に上場している企業が東証1部に市場を変えた場合に「鞍替えした」といいます。
株式市場で言うと、東証1部が一番信頼感があるので、東証1部に鞍替えすれば市場の期待感が高まって株価が上がる場合が多いです。ですが、鞍替えしたタイミングで下がることもあるので注意が必要です。
基本的には鞍替えする場合が、それが決まってから実際に鞍替えするまでに期間があります。そのため、その間に期待が高まって株価が上昇し、一部過熱気味になることがあります。そして鞍替えしたタイミングで投資家たちの熱が冷め売りが多くなってしまう可能性があるのです。
鞍替えというと一般的には株価があがることは多いですが、それまでの株価の上がり方をチェックしておかないと翌日に落ちてしまうかもしれません。
明日落ちる株の特徴②市場の成長がシュリンクしている
そして2つ目が市場の成長がシュリンクしている場合です。市場の成長がシュリンクしているということは、その市場は冷え込んでいる可能性が高いということです。そうなると一般的に企業の業績も縮小してしまいます。
その結果、株の売り手が多くなってしまい株価が落ちてしまうことになります。
明日落ちる株の特徴③世界情勢による株価の急落
世界情勢と株価急落:政治や国際情勢は一見すると株価に関係ないように思われがちですが、国際情勢の変化によって株価は大きく左右されます。最近では北朝鮮が発射したミサイルが襟裳岬沖に落下しましたが、その影響を受けて日経平均株価は前日と比べて下落しました。今年で全13回北朝鮮はミサイルを発射していますが、そのうち8回日経平均株価は下落しています。さらに、昨年イギリスのEU離脱という国民投票の結果によって、日経平均株価は1,200円以上下落しました。
円相場も一時、1ドル=100円を超える円高になりました。2015年には中国最大の上海株式市場=上海総合指数が暴落しました。それまで上海では大量の資金を集め、一年で二倍以上という値上がりをしていましたが、三週間で三割も一気に下がりました。この影響を受け、日経平均株価はたった一ヶ月のうちで3000円も下落し、NYダウも3000ドルほど下落しました。これらのことからも世界情勢が大きく株に影響を与えていることがわかります。他にもロシアがウクライナのクリミア地域を併合したことにより国際情勢が悪化し、ヨーロッパの株価は下落しました。さらに過去にはシリア情勢、イラク情勢の悪化によって株価が大きく動いたこともあり、国際情勢を無視することはできません。
明日落ちる株の特徴④自然災害による株価急落
地震や台風が多い日本でこれまで自然災害が株価に大きな影響力を与えてきましたが、具体的にどのような影響を及ぼしてきたのか見ていきましょう。
まずは、記憶に新しい2011年の東日本大震災がおきた後の日経平均株価からです。震災直後の翌日には、日経平均株価が633円下落しました。福島原子力発電所の深刻さが伝わった東芝や日立など主力株が相次ぎ制限値幅の下限まで下げ、日経平均の下げ幅も1000円を超えました。震災によるサプライチェーンの寸断や生産中止も日本株急落の要因と言われています。最近では、首都直下型地震が来ることが予想されていますが、仮にきてしまえば東日本大震災以上の株価急落が起こるかもしれません。
では、次に噴火について見ていきましょう。今回は、箱根山を例にとって株価に対してはどのような影響を与えたのか見ていきます。この箱根山は、噴火の可能性があるとして、警報が出されました。警報レベルは1から5まであり、警報が出されればすぐに避難しなければならないということではありません。箱根山の場合は、最高でレベル3まで上げられました。レベル3では、入山規制が布かれました。このことによって、地元の宿泊施設ではキャンセルが相次ぎ、一時は観光客が減りました。そして小田急電鉄の株価は前日比で35円下がりました。箱根ホテル小涌園、箱根小涌園ユネッサンスなどの運営を手がけている藤田観光の株価も前日比で40円下がりました。これらのことから、自然災害が株価に与える影響をお分かりいただけたと思います。
明日上がる株を見つけるための戦略
ここまででお伝えした明日上がる株の特徴、落ちる株の特徴を調べることで、明日上がる株を見つけやすくなります。そのためには情報収集・分析が必要になるので、明日上がる株を見つけるために見るべきサイトを5つ紹介しておきます。
明日上がる株を見つけるために見るべきサイト① Kabutan
明日大きく値上がりする可能性のある株を見つけるときに役立つのはテーマ株を探すことです。注目されている銘柄ですので、翌日に何か大きなニュースがあると大相場になることもありえます。
そんなテーマ株を見つけるときのおすすめサイトが株探というサイトです。
直近3日間でアクセスが多かった人気テーマが紹介されています。
https://kabutan.jp/info/accessranking/3_2
明日上がる株を見つけるための見るべきサイト②株マップ.com
明日上がる株を見つけるためには値動きしている株を探すというポイントがあります。
そのときに役立つのが株マップ.comというサイトです。このサイトは、1日の株価の値動きが激しい株をランキング形式で表示してくれます。
http://dt.kabumap.com/servlets/dt/Action?SRC=techSig/base&dir=desc&kind=goback
明日上がる株を見つけるための見るべきサイト③ 企業からのお知らせ[IR] 日本経済新聞
決算発表が好材料だと株価も上がる確率が高いです。各社のホームページのIR情報を見に行くのは思ったよりも時間がかかります。アクセスしたもののまだ決算発表の時期出なかった場合は無駄骨になってしまいます。
そういうことがないようにできるのが、日本経済新聞のサイトです。ここでは企業のお知らせとして決算を発表した企業の情報のほかに、その企業が発信しているニュースもまとめて表示してくれます。
どれだけ早い情報を得るかが勝てるかどうかの分け目になるので、こうしてまとめられていることで見逃すリスクを小さくすることができます。
http://www.nikkei.com/markets/ir/
明日上がる株を見つけるための見るべきサイト④ ヤフー・ファイナンス
株の取引回数、出来高が増加している株を見つけるのもポイントです。株価と出来高は連動sh知恵いることが多く、株の注目度が高く、普段より飼いたい人が多ければ出来高も徐々に増えて株価が上がっていきます。
特に出来高が増え始めたタイミングで買えると上がる確率が高いです。ヤフー・ファイナンスでは出来高増加率をランキング形式で見ることができます。
https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=33&mk=1&tm=d&vl=a
明日上がる株を見つけるための見るべきサイト⑤ みんなの株式
株価がプラスに動くような発表があった銘柄の株価の動きに「赤三兵」というサインがローソク足チャートで見られます。赤三兵とは、陽線3本が同じ方向に上昇しているもののことで、前日の終値よりも低く始まって、前日の終値よりも高く終わっているものを指します。
このサインが出ているときは、その後の期待値も高く明日上がる可能性が高いです。そして、そのチャートを見る時に役立つのがみんなの株式です。
スクリーニングチャートの形から探すではすでに「赤三兵」でまとめられているカテゴリがあるので、そこを見るだけで株を見つけることができます。
http://minkabu.jp/screening/chart
明日上がる株を見つける戦略
では具体的に明日上がる株を見つけるための戦略について詳しくお伝えします。先ほどあげた見るべきサイトをなぜ見るべきなのかの理由も納得していただけるでしょう。
テーマ株を見つける
たとえばオリンピックやトランプ政策などのテーマによって株価に大きな影響が与えられるもののことを○○関連銘柄と言いますがテーマ株はその中でも特に大相場を期待できる銘柄だったり、トレンドに乗って上がってきている銘柄だったりのことを言います。
オリンピックの開催はインフラ投資の拡大や経済の活性化が期待できることから株価の上昇を予想する証券会社が多いです。では、実際には株価はどうなっているのか見ていきましょう。
参考にするのは1988年のソウル大会から2016年のリオデジャネイロまでです。またオリンピックは開催される7年前に開催地が決まるのでそこからの推移に注目していきます。
次に、今回見ていく株価指数は、ソウル大会→韓国総合株価指数、バルセロナ大会→スペインMAマドリード指数、アトランタ大会→NYダウ工業株30種、シドニー大会→ASX全普通株指数、アテネ大会→アテネ総合指数、北京大会→上海総合A株指数、ロンドン大会→FTSE100指数、リオデジャネイロ大会→ボベスパ指数です。
オリンピックの開催後、もっとも株価が上昇したのは、1988年のソウル大会です。この間の韓国は株価の上昇だけでなく、実質GDPの成長率も2桁を記録するなど非常に経済状況が良好でした。2008年に北京大会の例を見ると開催前年までは大幅に株価が上昇しましたが、開催年には株価は大幅に調整しています。この時期にサブプライムローン問題は起きたことも株価下落の非常に大きな要因の一つと言えますが、中国にとっては過去に例をない程の株価調整を経験しています。
また、2004年のアテネ大会では、開催決定後の1997年から2000年にかけて株価は実は三倍以上の大幅な上昇をしていましたが、オリンピック開催までに株価は最高時からみて半値以下の水準にまで下落しています。また、ギリシャはその後財政破綻も経験しています。
値動きがある株を見つける
明日上がる株を見つけるには、値動きがある株を見つけるのもポイントです。値動きがあるということはそれだけ多くの金額の買いと売りが行われているということです。つまり、その銘柄に期待している人と「割高だ」ということで売りたい人がどちらも多くいるということになります。
そうした企業には、企業自体に何らかのニュースがあるか、経済政策や国際情勢などで関連することが起こっていると予測できます。そうした予測から、その銘柄にとって好材料があることを見つけられれば明日上がる株として判断がしやすくなります。
明日起こるニュースを予測する
株価は企業の業績だけでなくその周りの世界情勢や経済ニュースなどにも影響されます。ですので、明日上がる株を見つけるために明日起こるニュースを予測しておくことは役立ちます。
企業の新商品の発表や配当金の増額というような発表を予測することは難しいかもしれませんが、選挙でどちらが勝つかとか、海外の動きなどを見ておくと起こりそうなニュースを予測できるようになります。
その中から投資する銘柄の好材料となるものを見つけて、備えておくことで戦略的に明日上がる株を見つけれるようになります。
企業のIRのカレンダーを確認する
企業のIRカレンダーにはその企業の年間スケジュールが載っています。特に明日株が上がるかどうかを判断する材料になる決算発表やその企業にとって重大な発表や決定事項が行われる株主総会の日程は確認しておきましょう。
企業が上方修正を発表したあとは株価が上がることが多いです。そうした情報を逃さないためにもこまめに企業のIRカレンダーは確認するようにします。
企業の情報をGoogle Alartを使って取る
GoogleアラートとはGoogleが提供している機能で、自分の知りたいテーマのキーワードを登録することで、そのキーワードが含まれる情報がWEB上に公開されたときに自動で通知してくれるサービスです。
通知の頻度も設定することができます。明日上がる株を見つけるためにも企業の動向は常にチェックし、それらに関連する情報は常に最新のモノを得る必要があります。ですが、複数のメディアを見に行くような暇がないのも事実でしょう。
GoogleAlertなら通知方法はGmailかRSSフィードに設定することができるので、Gmailに設定していれば複数メディアを回ることなく欲しい情報をひとまとめにすることができます。
明日上がる株を見つけなくていい
明日上がる株について紹介してきましたが、その株を見つけるにはかなり長い時間の分析と経験が求められます。しかし、株式投資はわざわざその日のうちに利益を出す必要はありません。
1年20年という長い期間でみることも投資の手法の1つです。これはどちらがいいというわけではないので、より適した方に取り組んでください。
明日上がる株不要①長期型投資
長期型投資というのは株を数年間保有し続ける取引手法のことです。長期型投資の場合、日々の株価の上下に一喜一憂する必要がなくなります。
また長期型投資は成長する経済の恩恵を受けることができます。景気は好景気・不景気を繰り返していますが、長期的にみると成長を続けていて、その成長は現在も続けています。つまり、1年という期間でみると損をしていたとしても10年20年という単位で持ち続けることによって経済が成長した分、利益を得られるというわけです。
株式長期投資とは、株を長期的に保有し続けることを言います。特に明確な期間は決まっていませんが、少なくとも三年以上保有していないと長期投資ということはできません。長期投資とは、日々の株価の動きに一喜一憂し、毎日チャートを見続けるのではなく、企業業績の向上から生まれる株価の上昇をじっくり待ち続ける投資スタイルです。中には、三年ではなく十年ほど待ち続け、成果を出していく投資家もいます。皆さんは、ウォーレン・バフェットをご存知でしょうか。彼は、非常に有名な投資家でフォーブスの世界長者番付においても上位にいる投資の神様のような人です。彼もこの長期保有株式投資で財産を築いた一人です。
長期投資にはメリットが多くありますが、もちろんデメリットもあります。ここからはデメリットの紹介をしていきます。
長期投資は、今は値が下がっていても将来性のあるものに投資をする投資方法なので、結果が出るには時間がかかります。頭ではわかっていても実際に投資をすると日々の動きが気になってしまうと思います。また、少し根が上がったらすぐに売ってしまいたくなると思います。ですが、自分を中で売るべきタイミングを考えてそれまで待つ鉄の意志が必要になってきます。
また、先ほども述べましたが、経済は長期的には安定しているものの波があり、その予測は難しく一気に不況になることが多々あります。そのような状況においては、長期保有の株式もその影響を免れることはできず、株価が買った時よりもさらに下がることがあります。
以上、株式保有の説明から、メリット、デメリットまでを紹介してきました。長期保有は、株価は安くても今後の成長が見込める会社を探すことと、自分の意思を辛剥くことが重要になってくると思います。是非一度、検討して見てはいかかでしょうか。
明日上がる株不要②成長銘柄は「ビジョナリーカンパニー2」を見よ
ビジョナリー・カンパニー2飛躍の法則は、ごく普通の会社がどのようにして超一流企業にも勝てるまでの業績をあげるようになったのか、その変わった要因について分析・解説しています。
株式投資では、今すでに一流となっている企業に投資したとして並の利益しか得られません。ですが、これから成長していく企業に、他の投資家がまだ気づいていない段階で投資することができれば、大きな利益を期待できます。
そうした企業を見つけるときに役立つ指針となるのが、「ビジョナリー・カンパニー2」です。投資しようと考えてる企業はいくつこの本で紹介されているエクセレントカンパニーに成長する要素を持っているかを考えることで、成長銘柄を見つける手助けとなります。
[その他本は]
明日上がる株不要③波乗り投資法
皆さん、波乗り資法についてご存知ですか。まずは、波乗り投資法の説明からしていきたいと思います。ざっくり説明すると、自分の資金を5分割して、ポジション5つのバランスで利益を獲得する方法です。ちなみにポジションとは、信用取引、先物・オプション取引などで手じまいされず未決済のまま残っている約定のことで、「建玉」とも言います。買ったままで残っている未決済の約定を買い建玉、売ったままで未決済の約定を売り建玉と言います。また、損切りをしないということも特徴です。そして、1日5分だけで取引が完了し予測、分析をしないということも特徴的だと思います。
波乗り投資法メリット
では、波乗り投資法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。これからメリットについて見ていきましょう。さきほど、損切りをしないと聞いて一般的なトレードの方法とは全く異なる手法なので疑問に持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、波乗り投資法では、損切りをする=損益を確定させるということなので、トータルで利益を得るためにも基本的にはロスカットはしません。確かに、言っていることは正しいことですが、それを実際にやれるかは、この手法を学び、実践で試していく必要がありそうです。ただ、この考え方は他の投資法にも通ずるため、損切りをしないということは学んでおいたほうがいいかもしれません。また、勝っているトレーダーが複数銘柄を大量に扱う手法を嫌うのと同じように波乗り投資法でも取引する銘柄は1つに絞っています。自分があまり詳しくない銘柄をたくさん買うよりも自分がより詳しい1つに的を絞った方が勝機は上がりそうですね。また、1日5分のみの取引ということで、働いている方も無理なく株取引を行うことができます。これまで株取引というと、1日中パソコンやスマホを見ているイメージがありますが、波乗り投資法では、そのようなことはせず本業に集中しながら株取引ができます。
波乗り投資法のデメリット
では、これから波乗り商法のデメリットについて紹介していきたいと思います。メリットとして、1日5分でできることや損切りをしないことなどを挙げましたが、これから株を始めようとしている方にとってはどちらともいきなり1人で始めることは難しいと思います。どのようにして5分で株取引をすればいいのかなかなか想像がつきにくいですよね。そのため、デメリットとしては個人で始めることが難しく1度セミナーなどに参加する必要があることをあげたいと思います。ただ、今は無料セミナーが多くまずはそこに参加して話を聞いた上でやるかやらないか決めることが賢明だと思います。
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