今雑誌やテレビなどのメディアにも取り上げられ、若い世代の女性を中心に注目を集めている「水素水」。水素水とは、「水素豊富水」と呼ばれ、H2O(水)にある一定以上の水素(H2)が含まれたものを指す。身体の老化や病気の原因になる「悪玉活性酸素」がここ数年話題になっているが、水素はこの活性酸素を取り除く効果があるのだ。この水素水はエイジングケアといった美容に効果があるのはもちろんのこと、20種類以上の疾患を治療する効果がある。
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水素水関連銘柄
東光高岳【東1/6617】
東光電気株式会社が1928年に設立後、2012年10月に東光高岳ホールディングスが誕生した。主な事業内容としては電力プラント事業や電力機器事業、再生可能エネルギー等のエネルギーソリューション事業を行う。1949年より上場。
日本トリム【東1/6788】
1982年に設立。主に電解水素水を通じ、工業・農業・医療へ貢献。その技術を生かし海外への進出を果たす。2000年にジャスダックへ上場後、2004年に東証一部上場した。近年では水素水をベースに医療機器や浄水器、還元野菜整水器を発売。
伊藤園【東1/2593】
緑茶飲料を発明し始め、2014年で30週年を迎えた伊藤園。伊藤園というと緑茶のイメージが強いが、実は水素水事業へ参入しており、2016年4月に水素水「Hyper AQUA(ハイパーアクア)」を発売している。伊藤園独自の技術やノウハウで、高濃度の水素水でより高い効果が期待される。1996年に東証二部に上場後、11年後の2007年に東証一部へ市場変更した。
トーエル【東1/3361】
主な事業は液化石油ガスの製造や卸、ピュアウォーターの輸入製造、販売、食品や農産物の販売と、主にライフライン築いている。私たちの生活に欠かせない存在だ。近年ではM&Aを行ったり自社工場を開設するなど、今後益々の発展が期待できるだろう。2014年に東証二部へ上場後、わずか一年後に東証1部へ上場を果たした。
コナミ【東1/9766】
コナミホールディングズは1973年の設立以来、エンタテイメント事業やスポーツクラブの運営、健康食品の製造・販売など幅広く事業を行う。コナミスポーツクラブでは、会員限定で施設内で利用できる、独自の水素水のマシンを設置。コナミといえばゲームなどのエンターテイメントのイメージが強いが、今後はスポーツクラブを通じ消費者の健康促進への貢献が期待できる。
まとめ
近年、水素水の知名度は向上し、水素水の市場規模は2015年時点で約274億円(前年比3割以上拡大)と急成長を遂げている。いかに消費者が水素水に対して関心をもっているかが分かる。日本だけでなく海外への展開をしている企業も増加。市場規模が300億円になる日も遠くはない。
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