会社の価値をはかる指標として時価総額というのがある。これは、市場がつけた会社の値段だ。その会社をまるごとほしいと思ったらいくら資金を用意すればいいのかという指標と考えるとわかりやすいかもしれない。
オークションを想像するとよりわかりやすいかもしれない。オークションは、価値ある商品を買いたいと思った人がどんどん値段を釣り上げていく。参加者が多いと値段もその分釣り上がる傾向にある。
時価総額もこのように会社への評価だけではなく資金需給の影響を強く受けると知っておくと良いだろう。
計算方式は次の通りだ。
株価が1000円で発行済み株数が10万株の会社であれば、
1000円×10万株=1億円(時価総額)
このようになる。
時価総額というのは、「時価」なのでその日その日で変動する。その時々の価値なのだ。
日本最大の時価総額はトヨタ自動車である。2016年1月の今現在約23兆円でダントツのトップだ。2位が三菱UFJで約10兆円である。
ちなみに、時価総額の大きい銘柄を大型株、小さい銘柄を、中小型株などと言ったりする。
大型株は、流動性が高くなる。流動性というのは、買いたい時に買えて売りたい時に売れるという換金性のことだ。
自分の投資スタイルのためにもぜひ覚えておくと良い。
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